日曜日は、毎年恒例のバサーオールスタークラシック観戦に出撃しました。
皆さまの「ご贔屓のバスプロ」の成績はいかがでしたでしょうか。
BASSER ALLSTAR CLASSIC 2018 | siteB バス釣り専門誌BASSER オフィシャルウェブサイト
お昼前に利根川のバサクラ会場へ
土曜日は亀山帰りに千葉の奥さまの実家に泊めてもらいまして、日曜日に備えてのんびりと休養しました。
そして、バサクラと言えば、
- 迫力のウェインショー
- 各メーカーの物販ブース
- 有名プロなどのトークショー
- 表彰式後の参加選手のファンサービス
あたりがお目当となるわけですが、ワタシは物欲がなかったので特に早朝出勤する理由もなく、こちらもまた11時着の重役出勤でございます。(笑)
会場に到着して、あてもなくフラフラしていたのですが、、、
DAIWAロッドの神様・リック今井さんとカエルのお兄さん・ウッチーさんのトークショーを拝聴。
内容は、フルモデルチェンジするブラックレーベルBLXのお話がメインでした。
その後、またあてもなくフラフラしていたところ、
コータローさんとオリキン先生のトークショー。
晩秋のカスミ水系のオカッパリをお台に、
- スモラバ
- メタルバイブ
- シャッド
- スイムジグ
あたりのお話を拝聴しました。(嬉)
バサクラ2018写真館
バサクラのメインと言えば「ウェインショー」でして、デジイチ持参のワタシは毎年どこでお写真を撮るか迷うわけです。
- ランチング前の湖上
- ウェイン待機場所
- ウェイン会場
- リリースフィッシュ会場
3のウェイン会場はたかだか200ミリ程度の望遠では抜けないので、例年は2のウェイン待機にてお写真を撮っていたのですが、今年は1のランチング前の湖上でバスボートを中心にお写真を撮ることにしました。
それでは、最終日のウェイン順に写真館をお届けします。
カスミの剛腕 蛯原プロ
先頭バッターは、「カスミの剛腕」W.B.S.の蛯原英夫プロ。
いわゆるガチンコの「バサクラ・ワイルドカード」のカスミでの予選会を勝ち上がって堂々のバサクラクオリファイです。
初日0本-0gの20位 2日目1本-700g トータル1本-700gの21位フィニッシュです。
ゲーリー総帥 河辺プロ
ご存知、日本のゲーリー総帥にして現役のJB TOP50トーナメンター河辺裕和プロ。
レッグワームやヤマセンコーなおかたです。
4度目の栄冠を賭けた今年のバサクラは、初日1本-965gの18位 2日目0本-0g トータル1本-965gの20位フィニッシュです。
遅咲きのルーキー 小林プロ
去年JB TOP50に突如現れてエリート5にまで上り詰めた小林明人プロ、エリート5での涙が印象的でしたね。
こちらもガチンコの「バサクラ・ワイルドカード」の旧吉での予選会を勝ち上がっての堂々のバサクラクオリファイでして、O.S.Pの社員さんらしく自社のロゴがで〜んとラッピングされています。
初日0本-0gの20位 2日目1本-1100g トータル1本-1100gの19位フィニッシュです。
Bottomup 草深プロ
DAIWA勢のトップバッターは、Bottomupの草深幸範プロ。(このタイミングは早すぎです)
カスミをホームとするW.B.S.の2017AOYにて、堂々の5度目のバサクラクオリファイです。
O.S.Pを退職された後、オカッパリのプリンス・コータローさんと立ち上げたBottomupさん。
オカッパリはもちろんボートの釣りでも圧倒的な釣果を出さない限り世の中に発売されないわけですから、ブレーバーやハリーシュリンプは釣れるに決まってますね。(笑)
今回、個人的には優勝戦線の大本命だと思っていたのですが、初日2本-2325gの14位 2日目0本-0g トータル2本-2325gの18位フィニッシュです。
バサクラは終わってしまいましたが、草深さんにはAbema TVのワールドチャレンジの2ndラウンド(琵琶湖)が残っていますので、ココロ静かに声援を贈ろうと思います。
サル番長 関和プロ
先日JBトーナメントから引退することを発表された関和学プロ。
なが〜い選手生活のファイナル戦がバサクラとはバスプロ冥利に尽きるのではないでしょうか。
初日3本-2520gの11位 2日目1本-665g トータル4本-3185gの17位フィニッシュです。
きっとこの後「ふくやまさん」が登場して、ロンリースタークラシックが開催されることになるのではないでしょうか。(笑)
世界の並木プロ
DAIWA勢二人目は、ご存知世界のT.Namikiこと並木敏成プロ。
やっぱりスーパースターの船はカッコいいです。
ここ数年は安定して上位フィニッシュをされていた世界のおかたでしたが、今年はまさかの初日出遅れが響き、初日1本-745gの19位 2日目3本-2625g トータル4本-3370gの16位フィニッシュです。
今回ファンサービスの列には並ばなかった分、12月の亀山・つばきもとオープンでお会いできることを楽しみにしております。(嬉)
EG総帥 菊元プロ
「おったな〜」でお馴染みのEG総帥・菊元俊文プロ。
1年に1回、本気でトーナメントに参加するのがこのバサクラの大舞台でして、バスボートをチャージャーボートにスイッチして、ラッピングもステキです。
初日3本-2330gの13位 2日目2本-1225g トータル5本-3555gの14位フィニッシュです。
また来年もお元気なお姿を拝見したいものです。
Gamakatsu 五十嵐プロ
ここ数年でJB TOP50のAOYが手の届くところまで躍進した五十嵐誠プロ。
古くはO.S.Pのアイウェーバー、最近ではイガジグなどを考案したおかたでして、去年でJB TOP50は卒業してご自身のブランドを立ち上げるとか。
五十嵐プロといえば、緑に白のLUXXEラッピングがトレードマークでしたが、、、
今年からボートを新進気鋭のベクサスボートにスイッチされまして、遠くから見ると随分とシンプルなボートになりました。
初日2本-2435gの12位 2日目3本-2020g トータル5本-4455gの12位フィニッシュです。
カスミの鬼 赤羽プロ
DAIWA勢三人目は、W.B.S.所属で伝説のバサクラ3連覇(2008〜2010)を達成した、カスミの鬼こと赤羽修弥プロ。
前人未到のバサクラ4勝目が見られることを毎年楽しみに期待しているワタシですが、初日2本-2070gの17位 2日目2本-1370g トータル4本-3440gの15位フィニッシュです。
スティーズ・スカイレイをこよなく愛するワタシですが、赤羽さんを前にするとどうしても緊張して直立不動となってしまうのは(もちろんご本人はとっても気さくなおかたです)ここだけのお話です。(笑)
現役最強 青木プロ
説明不要・現役最強の青木大介プロ。JB TOP50を今年で卒業していよいよ来年からアメリカトーナメントに参戦されるそうですね。
虎視眈眈とバサクラ3勝目に挑んだ青木プロでしたが、初日3本-2320gの15位 2日目3本-2755g トータル6本-5075gの8位フィニッシュです。
新進気鋭 伊藤巧プロ
オカッパリ・レンタルボートに加えて、利根川でのTBCにも参戦する伊藤巧プロ。
ご自身の夢を叶えるためにブランドを立ち上げて、いよいよアメリカトーナメントの参戦準備に入るそうですね。
躍進めざましくあまりハズすイメージのないタクミさんにしては2日目に失速しまして、初日3本-3175gの7位 2日目2本-1330g トータル5本-4505gの11位フィニッシュです。
知多の暴れん坊 伊豫部プロ
アメリカトーナメントが主戦場のイヨケン兄さんこと伊豫部健プロ。
ジャッカルからシマノ本体にスイッチして、山木さん・奥田さんと3人でバンタムシリーズをプロデュースしているSHIMANOの主力プロです。
いつもニコニコしている愉快なおかたですが、釣りのスタイルは質実剛健といったところでしょうか。
初日3本-3130gの8位 2日目2本-2060g トータル5本-5190gの7位フィニッシュです。
JACKALL社長 小野プロ
人気メーカージャッカルの社長さんでもある小野俊郎プロ。
あの世界のT.Namikiさんとはダイワ同期入社の間柄というのは有名なお話ですね。
大舞台に強い小野プロは過去バサクラを2度制していまして、3度目の優勝を狙う今年は赤を基調としたボートラッピングです。
初日3本-3725gの2位 2日目2本-2765g トータル5本-6490gの3位フィニッシュです。
タラレバとはなりますが、「あと1本」あれば、、、ですね。
FACTの健さま 福島プロ
釣りがウマいかたは総じてヤセ型が多いというのがワタシの見立てなのですが、ワタシのような「ポッチャリ」バサーの憧れである福島健プロ。
ご自身のEGブランドFACTのイメージカラーの緑を基調に、スイッチしたチャージャーを前面に押し出したラッピングです。
ほとんどのメジャータイトルを持っている健さまですが、やり残したバサクラの栄冠を目指して出陣しましたが、、、
初日3本-2115gの16位 2日目3本-2810g トータル6本-4925gの10位フィニッシュです。
ismのイッチー 市村プロ
イッチーことJB TOP50の市村直之プロ。
QUONのフローシャッドや、ゲーリーのハートテールをプロデュースしたおかたでして、ゲーリーやご自身のブランドismが映えるステキなラッピングかと。
初日3本-3640gの4位 2日目3本-1770g トータル6本-5410gにて、堂々の5位フィニッシュです。
ミスターベイトフィネス 沢村プロ
こちらはご存知ミスターベイトフィネス・沢村幸弘プロ。
プロトーナメント黎明期から活躍される日本のバスプロ界の重鎮であり、さらに河口湖にてご自身のお店「キャリル」を経営しつつ、
KTFというご自身のチューニングプランドにて「ベイトフィネスリール」という新たなジャンルを開拓したスゴいおかたでございます。
そんな沢村プロもバサクラ歴代優勝者の一人でして、2度目の栄冠を目指しての戦いとなりまして、
初日3本-3000gの10位 2日目3本-1990g トータル6本-4990gの9位フィニッシュです。
レジッター 北プロ
ご存知、レジットデザインのロッドを駆使してバサクラ2連覇中の北大祐プロ。
去年一杯でJB TOP50を卒業して、いよいよ本場アメリカトーナメント参戦に向けて準備中だそうでして、、、
去年まではレジットデザイン一色のラッピングでしたが、このバサクラからご自身のブランド「PAY FORWARD」を前面に出したラッピングとなりました。
AbemaTVのワールドチャレンジカスミ戦では、まさかのエンジン落下に見舞われたそうですね。
3連覇に向けて初日は好スタートを切ったものの、初日3本-3245gの6位 2日目1本-675g トータル4本-3920gの13位フィニッシュです。
青木プロや北プロがチャレンジして成し得なかった、「赤羽プロのバサクラ3連覇」は今後破られることのない大記録だと思うのはワタシだけでしょうか。
キングモリゾー 清水プロ
今シーズンをもって長年のアメリカトーナメントにピリオドを打った、キングモリゾーこと清水盛三プロ。
EGのイメージが強いモリゾーさんですが、STEEZ Aなどのリールを使用するDAIWA WORKSのコアメンバーでございます。
初日にDAIWA勢最上位の好スタートを切って会場を沸かせたキングでして、初日3本-3650gの3位 2日目3本-2390g トータル6本-6040gの4位フィニッシュです。
ノリーズ 田辺プロ
ここ最近SNSを賑わしたノリーズ田辺哲男プロ。亀山ダムを主戦場とするワタシはもちろんノリーズ製品は欠かせません。
過去3度バサクラを制している田辺さんでして、前人未到のバサクラ4勝目を目指しての「Keep Casting」は、、、
初日3本-3640gの4位 2日目2本-1730g トータル5本-5370gの6位フィニッシュです。
利根川のジャイアン 沖田プロ
利根川でのトーナメント団体TBCからバサクラクオリファイされた利根川のジャイアンこと沖田護プロ。
トレードマークは、黄色い船にEVERGREENラッピングです。
バサクラは、利根川・カスミ本湖・北浦とエリアが広いわけですが、もちろん沖田さんは利根川と心中なわけです。
初日に出遅れて2日目に挽回、というのが沖田パターンですが、今年は2日目にもちろん利根川でビッグウェイトを持ち込みまして、、、
初日3本-3115gの9位 2日目3本-4335g トータル6本-7450gの2位フィニッシュです。
Three times champ 小森プロ
今年のバサクラを制したのは、JB TOP50にて3度の年間チャンプに輝いた小森嗣彦プロ。
「バスフィッシングは頭脳で釣る」
アタマの悪いワタシには中々真似できないのですが、バスプロきっての理論派プロでございます。
最終日・最終ウェインを沖で待つ間に、一体何を考えていらっしゃるのでしょうか。
ご自身のAbuブランド STUDIOUSのイメージカラーの紫ベースのラッピングがカッコいいです。
2日目に脅威のビッグウェイトでまくってきた沖田プロとの一騎打ちでしたが、、、
初日の貯金を活かしつつ、2日目もキチンとウェイトを作りまして、、、
初日3本-4505gの首位 2日目3本-3140g トータル6本-7645gで堂々の2度目のバサクラ制覇でございます。
小森さんと言えばもちろん「レッグワーム」が代名詞なのですが、今回のパターンは、
利根川での
「モコリークローのテキサス」と「カルフォルニアロールのカバーネコ」
がメインだそうですね。
優勝された小森プロはもちろんですが、バサクラ2018にクオリファイされた全21名のパスプロの皆さまに敬意を表したいと思います。
ボートを見ていて、、、
今年のバサクラで参戦された皆さまのボートを見ていて気づいたことが2つ。
Chargerボートの台頭
憧れのバスボートといえば、RangerとかTritonなどが思い浮かぶのですが、
今回多かったのがChanpionを引き継いたChargerボートでした。
ワタシも男の子の端くれですからバスボートには並々ならぬ憧れはあるのですが、さすがにバスボートを所有するのは非現実的なのでカスミや琵琶湖あたりで一度くらいレンタルで乗ってみたいなぁと思う次第です。(笑)
ハイテクエレキ ウルトレックス
そしてもうひとつは、、、
「ミンコタのウルトレックス」
でございます。
モーターガイド社のサポートプロ以外のほとんどのプロはミンコタのウルトレックスを使用しているのではないかというほどの爆発的な普及ぶりですね。
(画像は岡田商事のWebサイトからお借りしました)
最近の魚探の進化は凄まじいものがあるのですが、
GPSの精度も上がったことで、
「自船の位置と向き」
が緯度経度レベルで正確に把握できるようになったわけです。
で、そんな魚探とエレキをリンクさせて、自船の位置を制御しようというのが次世代ハイテクエレキのコンセプトでして、、、
ワンタッチで電子的にアンカーを打つことで自船をピタっと狙った位置に停止させることができまして、あとは釣りに専念するだけという画期的な機能でございます。
「モーターガイド×ホンデックス」をこよなく愛するワタシには、「ミンコタ・ウルトレックス×ハミンバード」のハイテクな世界には縁がありませんが、素直にスゴいなぁと思うばかりです。(笑)
ということで、例年は小刻みにアップしていたバサクラシリーズでしたが、今年は一気に書き上げましたのでこれでおしまいとなります。
Posted from SLPRO X for iPhone.