【入鹿池釣行2019春】 5/2 初めての激タフフィールドで惨敗


GW前半戦は亀山さんにて苦行の連続でしたが、5/1の夜間に浜松の実家に帰省して少し仮眠を取った後、5/2に愉快な兄貴とふらっとお初の入鹿池に遠足に出掛けました。

浜松あたりからクルマで2時間弱、愛知県犬山市にある名門・入鹿池は噂には聞いていましたが中々タフなフィールドでして、立ち回りのミスもありも2人とも完全ノーバイトの完封負けに終わりました。(笑)

アウェイのフィールドを体験してあらためて感じることはホーム亀山さんの偉大さと便利さでして、たまにはアチコチ遠足に出掛けるのも悪くないと思うワタシでございます。

ミシマオープントーナメントのエントリー

5/1は千葉の奥さまの実家から、まず朝イチで単身柏までクルマを走らせまして、、、

ミシマ釣り具さんにて、6/2(日)に亀山ダムで開催されるミシマオープントーナメントのエントリーを済ませました。

この日の10時から店頭でのエントリー受付開始ということでワタシは11時半に到着したのですが、この時点で80名?艇?のうち45番目でして、ワタシはつばきもとさんからの出船ですがのむらボートさんはほぼ一杯という盛況ぶりでした。

続・とものバス釣りコミュニティ

亀山ダムでバス釣りを始めて数年、こうなるとレンタルボートでの大会に参加したくなるのが人情でして、今回北柏のミシマ釣具主催…

ミシマオープントーナメントは3年前に参加しまして、虎の子の1本を「ロケット発射」させた「おやらかしの原点」といってもいい思い出深い大会でして、この3年間の修行の成果を存分にお見せできることを願うばかりです。

いざ入鹿池へ

柏から戻ってきて奥さま一家と千葉市内でランチをいただいた後、横浜経由で浜松の実家に到着したのが22時半。

ここから3時間ほど仮眠を取った後、3時に出発して途中休憩などを挟みながら5時前に無事に入鹿池に到着です。

感覚的にはレイクから亀山さんに出撃するのと大して変わらないので、遠征というよりは遠足といった感じでしょうか。

入鹿池とは

愛知県犬山市にある名門・入鹿池さん。

江戸時代に川を堰き止めて作った人工の「農業用ため池」だそうでして、感覚的な広さは高滝湖本湖の1.5倍程度といったところでしょうか。

ワカサギ釣りのメッカとして有名ですが、バス釣りのほうは「難易度MAXなフィールド」としてお噂は耳にしている程度です。

バックウォーターが2本(今井川と五条川)、ところどころにワンドと岩盤・土のバンクがあり、本湖の大部分は10〜12メーターのディープフラットといったところでしょうか。

水質はどちらかというとクリアでして、ワンドなどのシャローエリアはボトムまで良く見えます。

入鹿池のほとりには子供の頃に一度行ったことがある明治村がありまして、手漕ぎボートでの遊覧などを含めた観光名所としての一面もあるようです。

今回は事前情報は全くナシで臨んだのですが、ショアラインを見る限りは撃てるカバーはないので1〜2メーター程度減水しているのではないでしょうか。

見晴茶屋さんから出撃

今回お世話になったのは、↓の堰堤際に集結している数ある貸しボート屋さんの中から、

一番Webサイトが充実していた「見晴茶屋さん」にお世話になりました。

愛知県犬山市の入鹿池で貸しボート、お食事などをご提供している見晴茶屋の公式ホームページになります。わかさぎ釣りやブラック…

今回は「遠足」なのでもちろんランチ制限もなく、お茶屋さんらしくランチも充実している中、今回はチキンライスと五平餅を美味しくいただきました。

さらに下船後にはソフトクリームにて惨敗の傷を癒した我々でございます。

見晴茶屋のおじさんにはとっても親切にしていただきましてありがとうございました。

出船準備

この時期は6時出船とのことだったので余裕を持って5時に到着しましたが、あたりを見回してもあまりクルマもありません。

さすがに亀山さんみたく出船1時間前に駐車場が満車みたいなことにはならないようです。

と、そのうちボート屋さんの受付が始まったので、ボート代2500円(安い!)をお支払いしまして準備に取り掛かります。

何となく予想はしていましたが亀山さんみたく電動カートがあるはずもなく、バッテリーは運搬車で運んでいただけましたがそれ以外は当然ハンドキャリーでございます。(笑)

今回は愉快な兄貴と二人だったので荷物を運ぶのに階段を2往復で済みましたが、これが1人なら何往復すればいいのでしょうか。

ワタシみたいに体力に自信がないかたは、エレキ込みのレンタルセットにするほうが良さそうです。(笑)

ということで、今回はできるだけ荷物を減らすべくハイデッキはなし・魚探は1台のみという装備にて、スナガの11ft艇をお借りして6時に無事に出船しました。

午前の部はあっという間に終了

今回はネットやSNSでの事前の情報収集は特にせずに(忙しすぎてヒマがなかっただけです)、ぶっつけ本番で気の向くままに釣りをすることにしたのですが目標は船中1本でございます。

まずは今井川方面に左回りでショアラインを流すことにしまして、

今回1度だけならひたすら釣りをするだけですが、次回以降のことも考えてデプスマッピングを掛けることにしまして、ワタシは操船と魚探掛けを兄貴はナビゲートという分担になりました。

ワンド状のところはシャローエリアになっていまして、水もクリアなのでオサカナを探しながら船を進めて行きましたが、シャローにいるのはコイばかりです。(笑)

それでもバスも3本ほど確認しまして、入鹿池にバスがいることをこの目で確認したワタシでございます。(笑)

初めての場所でタックルは4本用意しましたが、メインにしたお品書きはスピニングの2本でして、

・3m程度までのシャローはライトキャロ

・岩盤エリアはイモのフォール

魚探掛けをしつつそれなりに釣り込んでみましたが、ライトキャロにてワームを持っていかれる謎の事象が一度あっただけでバイトかどうかは定かではありません。

愉快な兄貴は3本のタックルを用意しましたが、レフティの兄貴は途中からはT.Namikiばりにスピナベ(ハイピッチャー)のマシンガンキャストを始めまして、、、

兄貴曰く「一生分のスピナベを投げた」そうでございます。(笑)

とりあえず12時までに池の左半分(西側)をチェックしまして、地形変化やベイトっ気などを考慮して3箇所ほどに場所を絞り込みました。

で、一度ボート屋さんに戻ってランチをいただいた後3箇所の攻略をするはずだったのですが、ワタシの悪い癖が出まして、、、

「どうせなら全域を見よう」ということになり、そのまま池の右半分(東側)のショアラインの魚探掛けにさらに2時間を費やしまして、午前の部は14時に終了しました。

午後はオカッパリ?

とりあえずランチを美味しくいただいて午後は14時半に出船しまして、16時半までラスト2時間・ここから雲行きが怪しくなってくるわけです。

No Power

昨日の入鹿池はまあまあの爆風でして、2人乗りでかつ向かい風でエレキを踏んでいたため、14時の時点でバッテリーに少々の不安アリなわけです。

が、午後の部は2時間しかなくこのためにバッテリーをお借りしてあの階段をハンドキャリーするのはどうにもめんどくさいわけでして、そのまま続行することにしました。

午後のターゲットは今井川なのですが、ボート屋さんから今井川河口までの半分も進まないうちにエレキが怪しくなってきまして、、、

ダイヤルMAXで実出力は1/3といった「No Power」に陥りました。

最近久しくバッテリー切れとは無縁だったワタシでして、果たして無事に帰着することはできるのでしょうか。(笑)

レッドクリフ上陸作戦

何とか今井川河口付近まで瀕死の状態でたどり着いたのですが、

ここから写真の奥に見える今井川河口までは向かい風でエレキMAXでも時速1キロしか進みません。(笑)

ということで、バッテリー温存のために我々が取った作戦は、、、

ほいっ。

この辺りは赤カベと呼ばれている赤土のバンクエリアなのですが、船を岸に寄せて上陸してオカッパリで釣りをするという禁断の「レッドクリフ上陸作戦」を敢行したわけです。(笑)

ここで30分ほどオカッパリを楽しんで下船まで残り1時間。

初めてで帰着遅れは避けたいので釣りは諦めて帰路に着きまして、、、

年長の兄貴には大変申し訳なかったのですがエレキを踏みながらオールは漕げないので、兄貴には補助動力としてオールを漕いでもらいながら瀕死の状態で帰着した次第です。

結局午後はお目当ての場所で釣り込むこともできず惨敗に終わったわけでして、

  • 池全体を回ろうと欲を出したこと
  • 昼休憩を中間に入れなかったこと
  • 追加バッテリーをレンタルしなかったこと

が反省点でございます。

基本的にはキビしいがたま〜に釣れると幸せになることができる、まさに「吉羽園」のような匂いのする入鹿池でして、

ここまできたらどちらかが1本釣るまでは入鹿池詣では続くのではないでしょうか。(笑)


おしまい。

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