【亀山ダム釣行2019秋】 11/10 ノリーズCUP&親子3人の惨敗日記


日曜日の房総合宿2日目は、親子3人ともにヒドい目に遭いまして散々な房総合宿となりました。

今回は愉快な兄貴と参加した亀山ダムでのノリーズCUPと、連闘で臨んだ愉快な父の戸面原ヘラ釣りの様子をお届けいたします。

ワタシのおやらかしの血は父からの遺伝ではなく突然変異で紛れ込んだものとずっと思っていたのですが、最近本格化し始めた兄貴を含めどうやらおやらかしのルーツは父にあることがわかり始めたワタシでございます。(笑)

ユカイナアニキのノリーズCUP

土曜日のプラでお気に入りのロッドをポッキリ折った上で虎の子の1本をバラすというおやらかしの片鱗を見せたユカイナアニキは、少しヘコんでいるかと思いきやヤル気満々のご様子でして、ノリーズCUP本番でオサカナを持ち帰りさえすれば土曜日の出来事はすべてチャラ、といった前向きな姿勢を崩しません。

6時半の出船時間を過ぎたところで意気揚々ノリーズCUP会場であるのむらボートさんに乗り込みまして、さっそく伊藤巧プロにお写真をいただいて気合いのノリもMAXになりました。

気になるユカイナアニキのお品書きは、

・野良ネズミ

・レッグワームダウンショット

・ファットウィップの5gダウンショット

・ブリッツマグナムMR

という4タックルを組みまして、いよいよノリーズCUPがスタートしました。

今回のノリーズCUPは、

・13時帰着

・キーパー30cm

・1本のデジタルウェイイン

ということで、参加者全員にノリーズのメジャーシートが配られまして、これだけでもお宝感が満載です。

今回の兄貴の本命エリアは長崎のフラットの3~5mといったところでして、スタート直後の混雑を避けながらしばらく竹やぶ下あたりで野良ちゃん攻撃をして時間を潰しながら本命エリアへ移動しました。

長崎のフラットにて魚探を見つつベイトっ気のあるエリアを絞り込んで、ひたすら本命リグであるファットウィップを撃ち込んでいくものの残念ながら完全ノーバイトの時間が続きます。

長崎から猪の川入り口のストレッチ・おりきさわ方面のストレッチと探索範囲を拡げて金森さんばりのネバリストな釣りを展開するのですが、キング亀山さんはまたしても試練を課してくるようです。

12時半に天国と地獄が

今回のノリーズCUPはのむらボートさんに13時帰着というスケジュールでして長崎からのむらさんまでの移動時間を考えると12時40分がデッドラインなのですが、残り時間10分となった12時半に異変が起きまして、、、

ついに兄貴のファットウィップにバイトが出まして、フッキングにも成功してしれっとファイトを始めたわけです。

今までの亀山での数々の冷たい仕打ちにひたすら耐え忍んできた兄貴へのご褒美がついにやってきて、感慨深く兄貴のファイトを見守ったワタシでして、

パワフルなスピニングであるバンタム274Mのしなりを考えると35cmくらいはありそうなオサカナを、慎重にファイトをしつつ自分の間合いであとはネットでランディングするのみ、といったところで、

「あっ」

という兄貴の寂しげな声を聞くとともに、愚弟はすべてを悟ったわけです。

タラレバは言っても仕方がないのですが、激タフコンディションの大会でしたので35cmは大体15位に相当するオサカナでして、土曜日に続き日曜日も虎の子の1本を船べりでバラすという大惨事が起こりました。

どんまい。

結局ユカイナアニキは、土曜日にロッド破損・痛恨のバラしに続き、日曜日の大会中の虎の子の1本をランディング直前でバラしまして、おやらかし臭全開の房総合宿となりました。

さらにここまでツイていない兄貴は、盛りだくさんで有名なノリーズCUPの抽選会でもノーバイトだったことは言うまでもありません。(笑)

そんな兄貴の反省の弁は、「二度とネットは使わずゴボウ抜く」だそうでして、これに懲りずに強敵亀山に再チャレンジすることを祈るばかりでございます。

オヤラカシダイオーのノリーズCUP

一方のオヤラカシダイオーは、「おじさん釣法」でサクっと1本釣り上げた後エスケープツイン3兄弟にてひたすらカバー撃ちをするというプランを組みまして、

お品書きは

・レッグワーム 1.3gダウンショット

・ビッグエスケープツイン 3/8オンステキサス

・エスケープツイン 1/4オンステキサス

・エスケープチビツイン 1/8オンスライトテキサス

でございます。

ワタシの本命エリアはおりきさわの水揚げ場の下流ストレッチでして、このあたりをひたすらおじさん釣法にてじっくり釣りこんで早々に1本獲りたいわけです。

日曜日はそれなりにバイトは出るもののテールへのショートバイトが多発してとにかくノラない、という地獄に陥ったワタシでして、バイトだけなら10バイト程度出ましたが中々ファイトに繋がりません。

時折気分転換にカバー撃ちを絡めつつ、基本的には1本獲るまではレッグワームをやり通すことに決めていたので猪の川入り口と交互にやりきりましたが、結局ファイトすることができずワタシのノリーズCUPは痛恨の0申告となりました。

反省としてはおじさん釣法でのキモとなる「加齢臭」が少し足りなかった模様でして、本日1つ歳を重ねたワタシは加齢臭にも気を配ろうと思います。(笑)

抽選会もノーバイトだった兄貴とは異なりワタシにはほんの少しだけ運が残っていまして、抽選会ではロッド用のジャケットをゲットしたことを申し上げておく次第です。

我が家のトラブルはテレビの故障

さてさて釣り大会でボウズなのはある意味日常茶飯事なのでトラブルではないのですが、ワタシに降りかかった出来事は、日曜日午前中に奥さまからの入電がありまして、

「テレビが壊れた」

とのある意味衝撃的な事件が勃発しました。

奥さまによると、テレビの赤いランプがずっと点滅した状態となりウンともスンとも言わない状況のようでして、テレビっ子の奥さまには受け入れがたいわけです。

日曜日は結局午前様に帰宅したので対処できず、月曜日の夜に帰宅した後にテレビの症状をチェックしてみましたが、エラーランプの点滅回数で故障診断ができるとのことですが少なくともワタシには永遠に点滅を繰り返すように見えまして、何回点滅しているのは判別がつきません。(泣)

それではということで、テレビのメインスイッチを切りましてしばらく放置する、というデジタル社会にあるまじきアナログ対処(テレビを叩くと直るという昭和時代と同じです)をしてみたところ、、、

ほいっ。

まさかのテレビ復活でございます。

たまたま月曜日に直ってしまったので大事には至らずに済みましたが、しばらくテレビのない生活となると大好きな釣りビジョンは見られないなど大打撃になるところをギリギリ回避できてある意味ラッキーでした。(笑)

愉快な父上は戸面原で大トラブル

さてさて最後のトリを飾るのは土曜日にサイズは小さいものの新ベラ12枚の釣果があった愉快な父でして、日曜日もつばきもとさんから自らクルマを運転して戸面原に連闘しました。

日曜日はヘラの例会が入っていて狙ったポイントに入ることができず百戦錬磨の父には珍しくウキはピクリともせずの惨敗に終わりましたが、このくらいは実は大した事件ではありません。

15時過ぎに父から入電

ワタシと兄貴がノリーズCUPの表彰式と抽選会に参加している15時過ぎに父から兄貴へ入電がありまして、

完全アウェイの戸面原ダムボートセンターさんの駐車場にて

「クルマのロックが解除できない」

という恐ろしい事態が発生しました。

このままでは身動きできないため、大会に参加していらっしゃったお知り合いの方々へのご挨拶を諦めて表彰式終了後すぐに会場を後にすることに決めまして、ご挨拶をせずに退散した無礼をこの場でお詫び申し上げます。

さっそくワタシのクルマで兄貴に戸面原に救援に行ってもらったところ、どうやらバッテリー上がりが起きたようです。(室内灯などは一切使っていない、とは父の主張です)

このままではどうにもならないのでJAFさんに来ていただいてブースターを繋いでエンジンを掛けていただいたところ、

「ヘッドライトがピカッ」

と点きまして、張本人が判明しました。

どうやら父のクルマはエンジンを切るとヘッドライトも自動で消灯するのですが、兄貴のクルマにはそんな機能はないのでヘッドライトのつけっぱなしは全くノーマークだったそうです。

ユカイナアニキとオヤラカシダイオーのおやらかし病は、その父であるユカイナチチウエの血が今更ながらに表面化された、ということで間違いなさそうです。

どんまい。

今回もつばきもとさんにはお世話になりました

兄貴に戸面原に救援に行ってもらっている間に2艇分の後片付けを始めたワタシですが、クルマがないので荷物を積むことができません。

おまけに日曜日はつばきもとさんで3人で反省会を兼ねた夕食をいただくことになっていまして、JAFコールから到着までの時間が読めないこともあり、戸面原から2人がいつ帰ってこられるのかすらわからないわけです。

幸いバッテリー上がりが確定したのでディーラーに立ち寄ることなく19時過ぎに2台揃ってつばきもとさんに帰着することができたので荷物をクルマに積み込んだ後、予定時間が大幅に遅れた19時半から豪華なつばきもとディナーをいただきながら親子3人の惨状について反省会を開催しました。

食事の後オシゴトを終えたやまちゃんが残ってくれまして、兄貴のバラし病についてアレコレとアドバイスをいただきまして、ユカイナアニキもやまちゃん門下生となった次第です。

食事を終えた後ワタシはつばきもとさんをおいとましたのですが、父と兄はもう1泊して月曜日朝6時につばきもとさんを後にして昼前に故郷・浜松に無事に帰還したとのことです。

またしても親子3人でいろいろとつばきもとさんには大変お世話になりましてありがとうございました。


この土日はいろんなことが起きまして疲労困憊気味ではありますが、親子3人で釣りを楽しむことが合宿の主目的ですのでいろんな出来事を含めてすべてがいい思い出となりました。(笑)

これからオフシーズンに向かいしばらく大会はない亀山さんですが、どうやらユカイナアニキは「プライベート戦」への参加を目論んでいる模様です。

今回も惨敗に終わったノリーズCUPですが、とても楽しい大会を満喫することができまして、田辺さん・城ノ上さん・伊藤巧さん・関係者の皆さま、のむらボートさんにはこの場をお借りしてお礼申し上げます。

おしまい。

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