一部のコアなかたは既にご存知かとは思いますが、先週日曜日に亀山ダムでの「SINZANKAIペアクラシック戦」に参加しまして、バス釣りを始めて以来最大の「トーナメント優勝」という大事件が起きました。(笑)
もちろん97%は同船したおかたのご尽力によるものでして、基本的にはカバン持ちではあるもののここは素直に喜ぼうと思います。
(祝) SINZANKAIペアクラシック戦優勝
日曜日の大会後に兄貴に一報を入れて以降浜松の実家あたりではザワザワしておりまして、ワタシなんかも月曜日はパンツを後ろ前にはいたりシゴトに行くのにハンカチを忘れるなどしまして、いまだ夢心地感で落ち着きません。
今回のSINZANKAIペア戦は、
- 2人同船のペア戦
- 2時間ごとの操船交代
- 5本リミット
- 7時スタート14時半帰着
というトーナメントルールにて、
「3本1660gで優勝」
という、ワタシには事件以外の何者でもないデキゴトが起きた次第です。(笑)
それでは、ここから一体何が起こったのかコトの顛末を書いていくことにします。
ポンコツに同船くださったのは
コトの始まりは去年の年末あたりにつばきもとの敏腕スタッフのやまちゃんから
「1/20(日)にSINZANKAIペア戦があるのでお友達とぜひ」
との情報をいただいたことに始まりまして、
亀山で同船で浮けるようなお友達はほとんどいないワタシですが、唯一思い浮かぶお友達に連絡したところ、先約があってムリとのことでした。(泣)
で、やまちゃんに、
「つばきもとのお客さんで誰かいれば紹介をお願いします」
というようなハナシをしていたところ、成り行きで
「じゃあ一緒に出ましょうか」
となった次第です。
つまりポンコツに同船してくださった今回優勝の97%の立役者とは、、、
亀山ロコでかつつばきもと敏腕スタッフの「やまちゃん」ことヤマシタさんでございます。(ムフフ)
これで少しキナ臭さも薄れてきましたでしょうか。(笑)
初めてのペア戦
金曜日あたりにやまちゃんから連絡がありまして、
- 船は14ft
- エレキと魚探、ラダーはワタシが用意
- ハイデッキはバイトが取りづらくなるので積まない
- オシゴトの都合で出船が遅れる場合アリ
とのことでして、従順なるイエスマンのワタシはすべて了解でございます。(笑)
で、カバン持ちは土曜日の外出から帰宅した後、秘密兵器ジェットボイルの点火試験を念入りにしまして、
愉快なお友達あたりは、このジェットボイルあたりが「おやらかし」のネタになることを予想していたようですが、これで湖上で温かいコーヒーでやまちゃんへのおもてなし対応も万全でございます。(笑)
当日は、粗相があってはいけないので早めに自宅を出発しまして、普段ならありえない6時前につばきもとに到着しまして、
イソイソと支度をして6時45分あたりには出船レディとなりました。
今大会の操船ローテーションは、
- 7:00-9:00(ピリオド1) ワタシの操船
- 9:00-11:00(ピリオド2) やまちゃんの操船
- 11:00-12:30(ピリオド3) ワタシの操船
- 12:30-14:30(ピリオド4) やまちゃんの操船
でして、
やまちゃんからは、多分に忖度いただきまして、
「ワタシの操船時は後ろ(やまちゃんのこと)は気にせず一人で釣っていると思って自由に釣りをしてください」
とのご指示をいただきまして、初めてのペア戦はこうして無事にスタートしました。
ニゴイ祭りのピリオド1
今回ワタシがメインにしたのはメタル軍団でして、
・3.5gのオーバーライド
・7gのリトルマックス
・14gのデラクー
この3本にて、まずはつぼりとへ船を進めました。
ワタシあたりはバスはサッパリ釣れませんがニゴイを釣るのは比較的得意なわけでして、魚探をにらめっこしながらブレイクライン沿いにメタルをシャクっていたところ、、、
景気付けにほいっ。
やまちゃんもバックシートにてほいっ。
ワタシも負けじとほいっ。
自称ニゴイキングのワタシは早々にニゴイを2本釣り上げて、船中ニゴイ祭りでピリオド1が終了です。
ワタシには至って順調なスタートですが、やまちゃんにはまあ何にもないよりはマシと言ったところでしょうか。(苦笑)
やまちゃん本領発揮のピリオド2
ピリオド1などはワタシのオリエンテーションみたいなものでして、操船がやまちゃんに代わるピリオド2からが大会本番です。
いわゆる亀山ロコの釣りと立ち回りをバックシートにて見学するまたとない機会なので、とにかくワタシは
- やまちゃんのジャマをしない(できるだけ根掛かりさせない)
- やまちゃんと違うコース 違うリグにてやまちゃんレーダー網に掛からなかったオサカナを狙う
という2つに注力しました。
やまちゃんのエリア選択は、10〜12mのディープエリアでして、、、
カラス宿〜漆淵を何ヶ所かスピーディにチェックした後まどか岬に入って、さっそくレッグワームD/Sにて1本目(500gくらい)をゲットです。(お写真はありません)
そこから神社下〜藤林大橋あたりのディープエリアを丁寧に流しましたが、ピリオド2は1本で終了です。
ピリオド2の終わるタイミングを見計らって、ワタシはジェットボイルを用意しまして、
ほいっ。
無事にジェットボイルデビューも済ませました。
コーヒーの下のやまちゃんライブウェルの中にオサカナが1尾いるのがわかりますでしょうか。(笑)
ピリオド3もしれっと1本
操船をチェンジした後トキタワンドに入りまして、アレコレとコースやレンジを変えながらメタルをシャクりましたが風が強くなってキビしくなってきました。
で、トキタワンド〜京兵衛ワンドあたりのブレイクラインを風上に船首を向けて流していたところ、京兵衛ワンドの入り口10〜12mあたりでふと後ろを見ると、バックシートで無言でやまちゃんがメタルで700gくらいのナイスサイズをゴボウ抜きしているわけです。(こちらもお写真はありません)
1時間半のピリオド3はあっという間に終わりまして、12時半現在で2本のウェイトは推定1200g(もちろん2本ともやまちゃんのオサカナ)でございます。
運命のピリオド4
12時半で操船をやまちゃんにチェンジしまして、いよいよラスト2時間となりました。
やまちゃんによると、
「できれば5本揃えたいが最低あと1本あれば勝負にはなるかも」
といった状況分析でして、ここまで何ひとつ貢献できていないワタシは何としてもバックシートで1本獲りたいのですが、
「攻めつつもやまちゃんのジャマをしない範囲でオサカナを釣る」
というパラドックスを背負っているわけです。(笑)
ここから神社下〜ばあさんワンド〜じいさんワンドと流したものの3本目は遠い状況でして、残り時間も少なくなってきたところでつばきもと前の岩盤で最後の勝負をするとのことでした。
で、ここでメタルで根掛かるとやまちゃんに迷惑を掛けてしまうので、ダウンショットを投入してやまちゃんレーダー網よりも少し浅い10mを流していたところ、、、
何の生命感もなかったボロ雑巾が船べりで突然動き始めまして、、、
ほいっ。
これが結果的にはラスト30分でのドラマ魚となったワタシの推定400gのオサカナでございます。(嬉)
ここまで何の役にも立てなかったワタシは結構ヘコんでいたのですが、起死回生の1本にてゴキゲンさんで帰着した次第です。
これが最初で最後のイイコトです
ワタシは順位予想は全くできなかったのですが、やまちゃんは3本でこのウェイトなら入賞はカタいと予想していたそうでして、、、
で、結果は3本-1660gで優勝することができました。
大会に出れば万年惨敗のワタシと同船してくださりまして、また他力本願ではありますが勝利の味を味わうことができまして、やまちゃんには感謝しかありません。
バス釣りをして初めてのイイコト(優勝盾)でして、もう二度とないであろう勝利の余韻にしばらく浸りたいと思います。(笑)
ホントは船中でカップラーメンを食べる予定でしたが、オサカナは揃っていないしどうやらそんな感じでもなかったので、表彰式〜片付けを終えた後で、
ほいっ。
勝利のカレーヌードルはサイコーでしたよ〜。(嬉)
ということで、これが
「ポンコツには分不相応なSINZANKAIペア戦に初めて参加して、3%くらい勝利に貢献した」
という喜ばしいオハナシでございます。
関係者の皆さま・参加された皆さま・つばきもとの皆さま、楽しい1日をありがとうございました。
おしまい。
Posted from SLPRO X for iPhone.