台風15号・19号に次いで今回の大雨も千葉県を中心に甚大な被害をもたらしました。
市原エリアでは高滝でお馴染みの養老川が氾濫、印旛沼のある佐倉エリアでも多数冠水するなどバス釣りでも馴染みのエリアでも多数被害が出た模様でして、今回被災された方々にはお見舞い申し上げますとともに一刻も早い復旧をお祈り申し上げます。
今回は大雨後の日曜日の「田んぼのようなどちゃ濁り」の中での亀山ダム釣行記をお届けいたします。
亀山・高滝ダムの緊急放流は回避
金曜日の台風21号と前線の影響による大雨は、またしても千葉県エリアに大雨をもたらしました。
そんな中、亀山ダムと高滝ダムの緊急放流の可能性についてトップニュースに上がってきましたが、ギリギリのところで両ダムの緊急放流は回避されまして、特に高滝ダムあたりは養老川のダム下流エリアで氾濫が発生したため、緊急放流をしていたら下流エリアの被害がさらに拡大していたのではないかと思う次第です。
ダムの水位や放水量がわかるWebサイト
金曜日のニュースを見てアレコレとググってみたたところ、亀山ダムの水位や流入量・放水量がリアルタイムでわかる国交省のWebサイトを発見しました。
亀山ダムの水位がわかる国交省のWebサイトはこちらから(リンクあり)
このWebサイトの情報によると、亀山ダムが緊急放流を実施するのはダムの貯水位が83.30mに到達したときとなっていまして、大雨の降った金曜日の14:20の82.71mをピークに貯水位は減少方向に転じまして、これによりギリギリのところで緊急放流が回避された模様です。
この情報を見ながらダム屋さんは流入量と放水量を細かく調整しながらダムを守っていることを勉強したワタシでございます。
亀山さんは土曜日は増水にて出船見合わせ
さてさて土曜日は千葉の奥さまの実家に泊まることになっているため土日2日連続で亀山さんで修行する予定だったのですが、
土曜日朝イチのつばきもと・やまちゃん情報では中々水位が下がらず出船見合わせ中とのことでして、いつ出船できるかわからなかったため土曜日の亀山出撃は見送ったのですが終日出船見合わせとなったそうでして結果オーライとなりました。
土曜日は釣具屋さん行脚
そんなわけで土曜日はお昼ごろまでゆっくり睡眠を取ったあと、午後から奥さま同伴で活動を開始しました。
まずはご近所のタックルアイランドさんにてドライブクロー4インチを補充。
そのまま草加の上州屋さんに移動しまして、こちらではブルフラット3.8インチをしこたま補充。
穴場の草加・上州屋さんは今ならサンパチの在庫がたくさんあるので思わず追加してしまったワタシでして、奥さまには「中々手に入らないお気に入りの柔軟剤を買い溜めしておくようなモノ」と説明したところ、「ふ〜ん」とおっしゃっていました。(笑)
で、ここから大きく千葉市内へ移動しまして、もちろんブラックさんにピットインです。
ブラックさんではオトコのジグとフロロ20ポンドラインを補充しまして、日曜日のフルスイング用に準備を整えた次第です。
土曜夜はお寿司を満喫
その後千葉市内の奥さまの実家に移動しまして、一家の皆さまとの会食で毎度のお寿司屋さんへ出撃です。
少し食べ過ぎた感はなきにしもあらずですが、ちなみに今朝の体重は82.4kgでして山梨の暴飲暴食を1週間でようやく戻したところです。
佳境に入ったおやらかしダイエットもいよいよ残り2ヶ月となりまして、何とかあと3キロダイエットする所存でございます。
日曜日は朝から亀山さんへ
さてさて、日曜日は千葉の奥さまの実家からの亀山出撃でしたので、4時半頃に起床しまして6時前につばきもとさんに到着しました。
一見は問題なさそうに見えるつばきもと周辺ではありますが、まるで田んぼのようなどちゃ濁りでして今回の大雨の凄まじさを物語っています。
毎回大雨となると流木はつぼりとや医院下あたりに溜まるのが定番でしたが、今回の大雨では流木はさらに下流に流されましてのむらさん~トキタさんあたりに大量に引っかかっているようです。
とりあえずそそくさとレンタルボートのセッティングを済ませた後、のんびりとお品書き作成作業に入りまして、結局出船したのは8時前となった次第です。
白鳥島のキャンプおじさん
10/19(土)に大雨での出船見合わせ中に少しお話しをした「白鳥島のキャンプおじさん」。
聞くところによると気ままにキャンプを楽しんで気が向いたら自宅に帰るそうでして、今回は10泊くらいを予定しているとのことでした。
さすがに今回の大雨で撤収されたのかなと思いきや、、、
ほいっ。
恐るべしキャンプおじさんでして、さすがに日曜日釣りが終わってワタシが帰るときにはテントはなかったので、どうやらおじさんのキャンプは13泊で終了したそうです。
またのお越しをお待ちしております。
ハリアー登録抹消と今回のお品書き
満水+どちゃ濁りの亀山さんということでキワ+カバー撃ちメインのお品書きの準備を始めたところ、カバー撃ちのエースタックルのハリアーさんにてトップガイド・2番ガイドの損傷が発見されました。
トップガイドはsicリング抜け、2番ガイドはガイドごと外れて紛失といった状況でしたが、とりあえずガイドを手配さえできれば何とか修復できそうなレベルですので、一旦大郷屋さんでネット注文してガイドを取り付けた後スレッド巻きは某釣具屋さんにお願いしようと思います。
ということで、エースタックルが登録抹消になったためその場でタックルの再編を実施しまして、
・困ったときのブルサンパチさん(MH)
・オトコのテキサスはフロッグロッドで代用(MH)
・実はよく釣れる軽めのジグ(M)
・シャローフラットでの鬼クランク(M)
・ややこしいところはパワーフィネス(H)
のベイト4本・スピニング1本のスタメンを組みましてどちゃ濁りの田んぼに対峙することにしました。
今回は濁り対策として基本的には黒系ワームを用意していたのですが、更なる田んぼ対策としてチャート系のワーム用塗料を用意しまして、
ドライブクローの爪やドライブビーバーの手の部分だけをチャートで塗ってみましたが、そもそもそんな小細工が効くような濁りではなかったということを申し上げておきます。(笑)
午前中は本湖方面へ
8時前に出船してまずは本湖方面に船を進めたのですが、いきなり漆淵あたりで衝撃的な光景に出くわしました。
漆淵で大規模崩落
台風15号でできた崩落(上写真)の左側に巨大な崩落(下写真)が発生しまして、崩落の瞬間にあの真下にいたら恐らく命の保証はなさそうなくらいの大崩落です。
サカナ釣りはあくまでも趣味の世界で命を懸けてまでやるものではありませんので、くれぐれも崩落箇所近辺の真下には入らないことをお願い申し上げます。
のむら前あたりも流木三昧
その後とりあえずカバーやインレットを撃ちながらのむら方面に船を進めたところ、のむらさんの前あたりには流木止めのロープが張られていました。
さらにのむら対岸の岩盤エリアの立ち入り禁止ブイも大雨で流されたのですが、のむらの若旦那さんとつばきもと・やまちゃんの懸命な作業にて無事に復旧したようです。
藤林手前あたりでギブアップ
保坂岬から藤林大橋の間は流木三昧でして、本当は本湖方面にご機嫌伺いに行く予定でしたがワタシにはあの流木軍団をかき分けてまで進むガッツがなかったので、本湖方面はギブアップして神社下あたりを撃つことにしました。
神社下を丁寧に撃った後はじいさんワンドへ移動して奥のインレットもチェックしましたが、インレット系はこんな時間に行ったところでヤル気のあるオサカナはすでに抜かれているんだろうなというのが正直な感想です。
自作振動子ポールがクラッシュ
撃ちたいところはたくさんあったのですがいまいち釣りに気合いが入らなかったワタシでして、実は出船早々に魚探の振動子ポールが流木の抵抗に耐え切れずRAMボールから外れてしまいました。
もちろんデプスマッピングの地図は生きているのですがそれ以外の水温・水深・2D・3D機能を一気に失いまして、エリアのおおよその地形は頭に入っているもののピンの特定にはデプスマッピング+2Dを使うことが多いため、ハイテク機器に慣れきっているワタシには打つ手なしの状況です。
お昼に一旦桟橋に戻って3ミリのビスをクルマ中探してみましたが残念ながらストックが見つからなかったので、土曜日は魚探を諦めて午後からは魚探が不要な浅いエリアのみを徘徊することにしました。
3ミリのビスでは強度にちょいと不安なので、週末までに穴を少し広げて4ミリのビスで止めるように直す予定です。
どんまい。
今回もdepsキムラさんと井戸端会議
今回は土曜日に出船したにもかかわらず亀山大橋付近で毎度お馴染みのハンセン号に遭遇しまして、同船釣行中のdepsフィールドスタッフ・キムラさんと同船のお客様の3人でしばし井戸端会議を満喫いたしました。
キムラさんとの湖上での井戸端会議はワタシにとってはとても充実した時間なのですが、釣れないオトコの負のオーラが伝染しないことを願うばかりでございます。
今回も湖上での楽しいひとときをありがとうございました。
午後はおりきさわ方面へ
午前中はいろいろ不調で安定のボウズに終わったワタシでして、ランチ前借りをしようにもこの日はつばきもとランチはお休みでしたので、ランチ抜きで午後の釣りに突入しました。
つぼりとあたりはロープ有り
つぼりとあたりから臨む医院下筋もどちゃ濁りでしたのでパス。
つぼりとや岩の上島のショートカットエリアには流木止めのロープが張ってありますので、通行時はエレキやラダーを上げる必要があります。(エレキはともかくラダーを上げるのはめんどくさいです)
おりきさわ上流は濁りが少し解消
長崎・川口エリアでもどちゃ濁りは解消されなかったので、さらにおりきさわ方面に上がることにしました。
水揚げ場のインレットあたりでは随分と濁りが取れていまして、
地形が恐ろしく変わってしまったおりきさわボートの少し上流あたりまで船を進めると、明らかに水の色が緑に変わりました。
おりきさわ上流で待望のバイト
ということで、このあたりは水深は浅く魚探なしでも全く問題がないので、ジグ片手にオーバーハング撃ちをすることにしまして、
ハンツ3.5gにヴァラップスイマー3.3をトレーラーにした撃ってヨシ巻いてヨシの万能ジグにチェンジしてオーバーハングを撃っていったところさっそくコンとバイトが出まして、、、
少し送った後フルフッキングしてみましたが少しオサカナに掛かった感はあったもののノリませんでした。(泣)
その後砂淵あたりからさらに上流にクランキングしながらプール方面に進みまして、
最上流のプール手前にオカッパリさんが4人いらっしゃったこととプールからの水の勢いが凄かったので、プール訪問は諦めて引き返すことにしました。
ラストは馬の背で
ここまでノーフィッシュの惨敗模様でしたが、ラスト30分で馬の背×ブルサンパチという黄金の組み合わせなら何とかなるかなと思っていたのですが、
さすがの田んぼのようなどちゃ濁りでは恐らくサンパチに気がついてもらえず、ワタシごときでは対処する術がなく16時半につばきもとさんに無事に帰着しました。
結局日曜日はおりきさわ上流でのワンバイトのみで終了しまして、何にもなかった割には思いの外疲労感に襲われたワタシでございます。
ということで、初めての田んぼのようなどちゃ濁りの亀山さんの釣りをトライしてみましたが、ワタシの実力ではどうにもならなかったというのが正直な感想です。(笑)
11/4(月・祝)はいよいよつばきもとオープン最終戦が控えているのですが、アチコチにある流木はともかく田んぼのような濁りだけは取れて欲しいことを切に願うワタシでございます。
おしまい。
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