新年明けましておめでとうございます。
コロナ禍で大変な世の中ではありますが、全国200人の読者さまのご多幸をお祈り申し上げます。
例年はお正月は故郷・浜松の実家に帰省してのんびりと過ごすので新年初釣りは1/4とか1/5あたりになるのですが、今年はコロナ禍で帰省ができなかったため1/2に亀山さんに出撃しまして何とか初日を出すことができました。(嬉)
2021年初釣りはお題なしです
12/30の「釣り納め」兼「鬼やました百番勝負」にて完膚までに亀山さんに叩きのめされたワタシでして、このポンコツな状況では鬼もお題を出しようもなかろうということで一旦「鬼やました百番勝負」は休止することにしました。
ということで、2021年の新年初釣りは鬼から解放されたリラックスフィッシングを楽しむことにしまして、1月の亀山さんは7時出船ですので少しゆっくり目に出勤です。
新年つばきもと名物のサイコロ
新年の運だめしと言えばつばきもと名物の10面体サイコロでして、出た目の数だけスタンプカードにスタンプを押してもらえるのですが、ただ釣れないだけでなくサイコロにさえバカにされているワタシでして、
- 2016年は 3
- 2017年は 5
- 2018年は 1
- 2019年は 6
という有り様でございます。(泣)
で、今年こそリベンジする気マンマンでやまちゃんのところに出頭したところ、
「10面体サイコロが行方不明」
だそうでして、今年は6面体(3とか4とか間の目がないようです)のサイコロと手あわせしてみたところ、、、
ほいっ。
正直この目がいいのか悪いのか?ですが、スタンプを6つも押してもらえましたので上々の滑り出しということでよろしいのではないでしょうか。
7時15分頃に無事に出船しました
サイコロをフリフリした後ボチボチ支度をしまして、2021年の初釣りは7時15分に無事出船しました。
で、新年のお品書きは少し多めのベイト・スピニング3本ずつ船に積みまして、何とか1本キャッチしたいところです。
午前の部で初日が出ました
とりあえず初釣りは本湖方面に船を向けまして、この日のプランは8〜10mあたりのワンド入口やワンド内を重点的に徘徊する予定です。
じいさんワンド入口にてサクっと1本
本湖方面で最初に出てくるワンドは「じいさんワンド」でして、
まずはワンドの入口をチェックしていたところ、コンと明確なバイトが出まして、、、
ほいっ。
出船して早々に8mラインでのレッグワーム#020の2.6gダウンショットで初日が出ました。(嬉)
普段は↑のような感じでささっとオサカナのお写真を撮っておしまいなのですが、新年ということで自撮り大サービスでございます。(笑)
もうこの時点で初釣り終了でも構わないのですが、せっかくなので2匹目のドジョウを狙うべく、そのままじいさんワンド近辺でタコ粘りしてみましたがまあそんなに簡単には釣れません。
暫定リペアしたキングボルトFスペック
新年のオサカナを連れてきてくれたのは、先日の釣行にて6番ガイドがスポッと抜けて紛失してしまったキングボルトFスペックでして、
まあ6番ガイドがなくても釣りができないわけではありませんが、この部分にラインが絡んで糸ヨレの原因になるので純正ガイドを調達して抜けた部分に差し込もうとしたのですがウマくいきません。
こうなるとDAIWA病院に入院させるしかないのですが、今このロッドがないと冬の釣りが成り立たないわけでして、
とりあえずDAIWA病院に入院させるまでの暫定処置として元旦に自分でスレッド巻きをして2日の初釣りに間に合わせたわけでして、自分で直したロッドでオサカナをキャッチできて喜びもひとしおなワタシでございます。
トキタワンドにてライブスコープ不調
ここからトキタワンドまで大きく移動しまして、入口やワンド奥を丁寧に探っていたところ、ライブスコープの不調に気がついたわけです。
- 真下のボトムが映らない
- 真下の水深表示が倍程度になる
- 水深表示が秒単位で目まぐるしく変化する
といった、明らかに通常とは違う症状です。
とりあえずエレキを上げてライブスコープのソナーをチェックしてみたところ、ソナーの向きが10°くらい正面からズレていることに気がついたので、六角レンチでボルトを緩めて角度調整をしようとしたところ、、、
手が滑って六角レンチを湖に奉納したワタシでございます。(笑)
どんまい。
六角レンチを失ったものの気合いで角度を調整してみたところライブスコープの不具合は治ったのでヨシとしましょう。
(後日予備の六角レンチにて再度ソナーの角度調整を済ませました)
午後からはディープクランクのドラッギング
本湖へ出てみたものの風が強くてライトリグはやりづらいので、既に1本キャッチしていることもあり久しぶりにディープクランクのドラッギングにトライです。
TDバトラー キングボルトSスペック
今回ディープクランクのドラッギングに指名したタックルは、、、
先日の印旛沼にてロッドティップを折って寸詰めした「TDバトラーキングボルトSスペック」です。
もともと6.8ftのMLパワーのスピニングなのでディープクランクを背負うにはちとパワー不足だったのですが、ティップを折ってしまい6.6ftに短くなったことでパリっとしてドラッギングには丁度いい感じです。
今回は、
・PE1.2号 + フロロ10ポンドリーダー
・ブリッツMAX DR
というセッティングにしてみました。
ドラッギングタックルのメリデメ
ワタシはディープクランクでドラッギングをするのに、「PEスピニング」と「ベイト + 三又キャロ」のどちらかでやることが多いのですが、
(↑は三又キャロセッティングです)
PEスピニング
△ オモリを使わずルアーのリップのみでターゲットレンジに沈めるのにかなりの助走が必要(最低50mくらいはラインを出します)
◯ オモリがないので根掛かりしそうなときには船のスピードを緩めてルアーを浮かすことで根掛かり回避しやすい
ベイト+三又キャロ
◯ オモリを使ってキャスト後にルアーを沈めるので、キャスト後の助走がほぼ不要
△ オモリでルアーを沈めているので根掛かり回避が難しいが、ベイトタックルのラインの太さでカバー
といったメリデメがあります。
基本的には厳冬期で湖上のボート数が少ないときにはフルキャスト&助走距離が必要なPEスピニングを、晩秋でまだまだ湖上に船も多くロングキャストができないときにはショートキャストでドラッギング可能な三又キャロを使うようにしています。
いずれにしても根掛かりは間違いなく発生しますので、ルアーロストを避けるためのルアー回収機は必需品です。
久しぶりのドラッギングフィッシュ
本湖方面を後にしてここからカラス宿のストレッチまで大移動です。
まずは岩の上島方面に向けてフルキャスト。それでもライン放出が足りないのでリールをフリーにして船を進めてラインは50mほど出してからいよいよドラッギングスタートです。
ターゲットの水深は7〜8mでして今回はPE1.2号で少し太めのラインですので、ブリッツMAXDRにてボトムを小突くまでにはかなりの助走が必要となります。
〜ドラッギング虎の巻〜
・クランクのブルブルを感じているうちはルアーがボトムに届いていません(ルアーがボトムに到達すると明らかにボトムを小突いている反応アリ)
・ボトムを小突き出したらルアーがボトムをたま〜に小突くくらいに船のスピードを緩めます
・根掛かりには必ず前兆や違和感があるので、何か違和感があったらエレキを踏むのをやめてルアーを浮かして回避します
・ルアーがボトムを小突いたり、障害物をかわす時がバイトチャンスです
・葉っぱを拾ったり根掛かりかなと思ったら船を止めて一度聞いてみてください
・ドラッギングでのバイトはロッドティップがプンと入るような明らかなバイトがある場合とボロ雑巾みたいな重みだけを感じる場合があります
・バイトが出た場合、相当ラインが出ていますのでびっくりするくらい長い時間ファイトをすることになりますが、この時期のオサカナはヤル気がほとんどないため途中からは水面を引きずられるようなファイトになることが多いです
ということで、今回は明確に根掛かりとは違う「プン」というバイトが出たので50mほどのロングファイトをゆっくりと楽しみまして、、、
ほいっ。
ワタシなどはたま〜にしか釣れませんが、この時期ならではのドラッギングの釣りは脳汁が全開となるのでオススメです。
興味のあるかたは是非ともチャレンジしてみてくださいませ。
ラストは一発狙ってみましたが
初釣りで奇跡的に2本もキャッチしましたが3本はキャッチできないワタシでして、、、
ラストは医院下のレイダウンエリアにてハイパークランクにて一発狙ってみましたが、そんなにウマくいくはずもなくその後は特に異常もなく16時に無事に帰着しました。
年末の感じからするとヘタしたら4月までオサカナに触れないのではないかとすら思っていましたが、奇跡的に初釣りにて初日が出ました。(嬉)
こうなると今年は何かイイコトがありそうな気が密かにしているワタシでして、読者さまには本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
おしまい。
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