4/11(日)は、亀山ダムで開催されたバスマニアカップに参加しました。
過去4回で未だ一度も「ウェイン」したことのない鬼門の大会でしたが、偶然にも気性難が解消した「おやらかしダイオー」は帰着2時間半前に「リミット3本を揃える」という大躍進を遂げた次第です。(笑)
関係者・参加者の皆さまには、楽しい1日をありがとうございました。
バスマニアカップ 惨敗の黒歴史
バスマニアカップ・亀山戦はワタシには惨敗の黒歴史そのものでして、あらためて過去のブログ記事を振り返ってみますと、、、
・記念すべきデビュー戦は出船時間に起床する大失態でもちろんノーフィッシュの惨敗
土曜日の亀山さんでのプライベート戦の後一旦レイクに帰りまして、日曜日は連闘にて再び亀山さんに出撃して楽しいバスマニアカッ…
・2019Winterは完全ノーバイトの惨敗
日曜日は、今年最後の亀山での大会となります「バスマニアカップ」に参加しました。 前回のバスマニアカップは「出船時間に起床…
・2020Summerは虎の子のスピナベフィッシュを船べりでバラしてノーフィッシュの惨敗
日曜日はコロナ明けの最初のイベントである強敵・亀山さんでのバスマニアカップに愉快なお友達と参加しました。 土曜日明け方に…
・2020Autumnはカバーメタルの1バイトのみでこれまたノーフィッシュの惨敗
10/25(日)は、亀山・つばきもとで開催されたバスマニアCUPに参加しました。 土曜日の直前プラで完全ノーバイトを喰ら…
つまり過去4回のバスマニアカップにてただの一度もウェインしたことがないわけでして、鬼門の大会にてそろそろ「ウェイン」をしたいワタシでございます。
激励メッセージをいただきました
とあるお友達からは、
・目指せお立ち台
・バスマニアのTシャツがお土産で欲しい
との激励がありまして、
また「愉快な兄貴」からは、
・そろそろちゃんと釣りをしてくれ
・読者が求めているのは知識ではなく結果だ
とのオコトバがありました。
そろそろ「やればできるオトコ」ということを読者さまにご披露するときがやってきたようでして、今回の目標は「5位お立ち台」と設定したワタシです。
0時着で下の駐車場は満車
基本的には大会当日に混雑する中でボートセッティングをするのが好きではないので前日にプラを兼ねてボートセッティングを済ませることが多いのですが、今回は体力的に土日連闘がキツかったので早めに出勤して夜中にボートセッティングを済ませることにしました。
受付は3時半・スタートは5時半ということで、0時着なら下の駐車場(20数台駐車可)は空いていると思いきや既に満車でして、皆さま大変気合いが入っていらっしゃるご様子です。
配線系は後回しにしてとりあえず30分ほどで荷物だけボートに積み込みました。(つばきもと桟橋は大会前夜はライトアップされています)
今回はつばきもと敷地内駐車場に停められたのでここから3時間ほどクルマで仮眠することにしまして、この時点でクルマの外気温計は4℃と表示されましてとても寒いわけですが、周りの迷惑を考えるとクルマのエンジンを掛けるわけにもいかず危うく凍死しそうになったワタシです。(笑)
定刻の5時半にスタートです
4時半過ぎに受付を済ませてここからボートの配線周りを行なって5時前には無事に出船レディとなりまして、
開会式とルール説明を終えた定刻の5時半にいよいよ大会スタートとなりました。
今回のレギュレーション
今回のレギュレーションは
・5時半スタート 13時帰着
・キーパーサイズなしの3本リミット
・専用トレーを用いたデジタルウェイン方式
・その他は亀山ルールに準じる
となっております。
バスマニアカップでは未だに一度もウェインをしたことがないのでオサカナを釣り上げた後の対処に一抹の不安があるワタシでして、果たして気性難なおやらかしダイオーは今回こそ無事にウェインできるのでしょうか。(笑)
亀山ダムの概況とお品書き
既に4月になって10日ほど経っているので湖全体がポカポカ陽気で春真っ盛りと思いきや、、、
4月に入ってから「寒の戻り」が発生している亀山さんでして、オサカナの活性を含めた現在の状況はあまり芳しくありません。
朝イチはまるで真冬のようでして、グローブとネックウォーマーが必要なほどの寒さです。
それを踏まえての今回のお品書きは、、、
<ストロング系>
・ドライブシャッド4.5ノーシンカー(巻き)
・ディーパーレンジ1/2オンス(巻き)
・チッパワRBサイレント(巻き)
・ドライブビーバー4 3/8オンスフットボール(撃ち)
・ハンツ9g+ドライブシャッド3.5(撃ち・巻き)
<フィネス系>
・ブルフラット3 5gライトテキサス(撃ち)
・ヤマタヌキ ノーシンカー(撃ち)
のベイト7タックルを用意しまして、
・朝イチのフィーディングタイムは巻き中心
・残りは崩落系やカバー撃ち中心
・バックアップとしてフィネス系
というプランを組み立てました。
スピニングタックルを積まないという暴挙が果たして吉となったのでしょうか。
巻きモノは機能せず
5時半のヨーイドンにて他船をかきわけてまで行きたいポイントがあるわけでもないので、皆さまが一斉スタート後でのんびりと出船です。(4月中旬に放射冷却とは驚きです)
とりあえず空いていた馬の背から釣りを始めまして、30分ほど時間を掛けて巻き・撃ち両方でフィーディング系のオサカナを探しますが、冷え込みのせいなのかノー感じです。
その後、カラス宿〜岩の上島・つぼりとまで巻きモノで流してみましたが、開始1時間半で既にボウズ臭が漂っているワタシです。(笑)
このまま巻きモノを続けてもただの「ギャンブルフィッシング」となるだけなので、ここで一旦ストロング系は封印してバックアップのフィネス系の釣りにシフトすることに決めました。
フィネス系でリミットメイク
フィネス系のターゲットは水深3mまでのシャローバンクと決めていまして、とりあえずつぼりとから上流方向に船を進めながら空いているところを撃っていくことにしました。
ヤマタヌキで1本目キャッチ
最初に空いていたのが長崎のシャローバンクでして、オーバーハング・レイダウン・倒木・沈みモノなどの「何か」を絡めて釣りをしていきます。(逆に言うと何もないシャローバンクは時間のムダなのでスルーです)
で、今回ご用意したのが、ゲーリーの新作・ヤマタヌキさん。4/10(土)にタックルセッティングを兼ねて「イバラキトレセン」に向かう最中にお友達のTwitterにてキャス岩槻に入荷されたことを知り急遽捕獲した次第です。
ヤマタヌキさんは2.5インチワームですが自重が5.3gもあるのでベイトフィネスでのロングキャストも可能でして、ノーシンカーでももちろんOKですが特にライトテキサスなどは異次元にかっ飛んでいきます。
今回は何もないシャローフラットではなく何かを絡めて釣りをするので、ラインはちと太めのフロロ12ポンドのベイトフィネスタックルを準備しました。
ということで、ボートポジを遠目に取りながらヤマタヌキ・ノーシンカーをフルキャスト、レイダウンを絡めつつフォール・着底後に転がすようにじっくりと誘っていたところコンとバイトがありまして、、、
ほいっ。
これが参戦5戦目の初フィッシュでして、デジタルウェイン用にトレーにオサカナを置いてサイズを計測したところ、、、
1本目(7:30)は、推定29cmといったところでしょうか。
2本目もヤマタヌキでキャッチ
ここからおりきさわ方面に船を進めることにしまして、
・水揚場周辺
・おりきさわ橋周辺
・橋上流の右側ストレッチ
9時頃におりきさわ橋上流の右側のストレッチをヤマタヌキをぶち込んでいたところまたまたコンとバイトがありまして、スカイレイ+T3AIRは軽量タックルなのでシングルハンドでの電撃フッキングをかましまして、、、
ほいっ。
上アゴガッチリのいい掛かり方でして、2本目(9:00)は30cmのオサカナでございます。
さあ、これでいよいよ夢のリミットメイクまであと1本というところまで漕ぎ着けました。(笑)
3本目はブルフラット3インチにて
今回用意した「フィネス系」の2本は、そんなにややこしくないところはヤマタヌキ、濃いカバーはブルフラット3の5gテキサスという使い分けをしまして、
おやらかしストレッチで小櫃川上流を折り返しまして、長崎対岸の岩盤エリアまで一気に下ってきました。
で、濃いカバーにブルフラット3インチの5gテキサスをぶち込んでネチネチと誘っていたところ、さっそく根掛かりしたわけです。
仕方がないので根掛かりを外しに船を近づけたところ急にオサカナに化けまして、、、
ほいっ。
3本目(10:30)は40cmのオサカナでして、これで堂々のリミットメイクでございます。(嬉)
オサカナが木化けすることは日常茶飯事なワタシですが木がオサカナに化けたのは久しぶりでして、いつも鬼のように厳しい亀山さんからのご褒美をいただいたワタシです。(笑)
ラスト2時間半で入れ替え戦
ここまでの3本は
・7:30 28cm
・9:00 30cm
・10:30 40cm
の合計98cm(実際のサイズ認定は大会本部なのであくまでも推定)でして、
お立ち台目標の120cmに向けて残り2時間半でいよいよ禁断の「入れ替え戦」に挑むことになりました。(笑)
あなたならどっち?
ここが運命の別れ道でして
・実績のフィネス系で地道にオサカナを入れ替え
・ベースがあるのだからストロング系で大勝負
読者の皆さまなら果たしてどちらを選択されるのでしょうか。
ワタシの選択は、、、
一番小さい28cmを50cmに入れ替えれば計算上120cmに到達するわけでして、朝イチと比べて陽が出て暖かくなってきたこともあり残り時間はドライブシャッド4.5で大勝負を挑むことにしました。
ベース0cmでのマン振りと、ベース98cmを持った上でのマン振りは全く意味が異なりまして、ここからはお立ち台を賭けての正真正銘の「ギャンブルフィッシング」でございます。
・つぼりとエリア
・カラス宿エリア
ドライブシャッド4.5を食うようなオサカナは間違いなく入れ替え可能なオサカナなので、気合いを入れてややこしいところにキャストを繰り返してみましたが、残念ながらギャンブルフィッシングに失敗しました。
12時半に帰着しました
今回のレギュレーションは
・13時までに帰着
・12時半〜13時までに写真を送付
となっているので、実際は13時に帰着すると写真を送る時間がないわけでして、
いかんせんバスマニアカップで「デジタルウェイン」をしたことがないワタシなので、ギリギリまで釣りをするのはやめて余裕を持って12時半に帰着することにしました。
気になる結果は、、、
オサカナのサイズ認定は大会本部が担当されるので、実際に3本で何cmだったのかは定かではありません。
残念ながら推定98cmのワタシは5位お立ち台までには入っておりませんでしたが、5位のかたが100cmくらいだったのでおそらくシングルフィニッシュではないかと思われます。
結果は後日バスマニアさんのWebサイトに掲載されるそうなので楽しみに待つことにします。
なお、お友達からリクエストのあったバスマニアTシャツは、ジャンケン大会にてちゃんとGETしてお届けしたことを申し上げておきます。
鬼門のバスマニアカップの連続ボウズ記録は4でストップしまして、ついにワタシもリミットメイカーの仲間入りでございます。(笑)
大会運営の皆さま・参加された皆さま、楽しい大会をありがとうございました。
おしまい。
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