6/12(土)はダイエットサポーター2019/2020の「ヒデさん」をお迎えしてのガイドにて亀山・つばきもとさんへ出撃しました。
この日のお題は「マグナムクランクと魚探全般のレクチャー」ということで、精一杯務めさせていただきましたが14時半までノーフィッシュ。(汗)
このまま撃沈かと思いきやヒデさんがゾーンに入りまして、終わってみればスピナベとテキサスにて4本キャッチという楽しい1日となりました。
本記事の目次(5800文字)
Contents
ガイド前日プラを開催
6/5(土)のガイド1週間前のプラにて最終的なガイドプランを立てる予定でしたが、6/5はまさかの増水でグズってしまい出船は見合わせました。
アフター〜回復で日に日にオサカナの活性が上がっていく途上での中2週間での釣行はあまりにリスキーなので、オシゴト(テレワーク)をうまくシフトさせて6/11(金)に午前中のみのガイド前日プラを敢行した次第です。
久しぶりのHE-9000
普段の釣行での魚探はECHOMAP ULTRAを積むのですが、今回は「魚探全般のレクチャー」のお題を頂戴したため、魚探レクチャーには欠かせないHONDEX HE-9000を引っ張り出しまして、まずはひと通りの動作確認です。
半年以上ぶりに電源を入れたのですが特段の問題もなく機関良好ということでまずはひと安心です。
今回のお品書き
ガイドのお題に「マグナムクランク」という恐ろしいモノを頂戴したため、今回のお品書きは
・TDハイパークランク(ML フロロ12lb)
・チッパワRBブレード(MH フロロ14lb)
・ショットストーミーマグナムTDM(H フロロ20lb)
・アビノー110F(M PE2号)
という巻物4本にて、とにかくクランク系に反応するオサカナ探しの旅に出ました。
ハイパークランクの季節到来
ということで、5時45分に出船しまして馬の背へ急行です。
最初の15分ほどで「アビノー110F」にてゴキゲン伺いをしてみましたがトップに出そうな感じがないためハイパークランクにチェンジして数投にて、、、
ほいっ。
相変わらずお腹がヤセていますが、35cmくらいのオサカナのキャッチに成功しました。(嬉)
TDハイパークランクはティップにブルブルを感じる範囲でできるだけゆっくり中層を「テロテロ」巻いてあげるのがキモでして、
テロテロ巻きでの最大潜航深度は2.5mですので、それより水深のある岬まわりなどで中層テロテロをぜひともお試しいただければ幸いでございます。
11時半の鐘で終了
1本キャッチしたところで、残りの時間は他の目ぼしい場所をチェックすることにしました。
・岩の上島周辺
・長崎周辺
・竹やぶ下ストレッチ
・トキタ前ストレッチ
・本湖柳島周辺
・本湖だんだん周辺
半日やってみた感じでは特にトキタ前ストレッチあたりがベイトっ気が多かったのと、柳島周りが多少の分がありそうといったところでしょうか。
普段は出船のリミットである11時半の鐘にて、前日プラは終了となりました。
感覚としては、ガイドに向けて視界不良ではないものの取り立てて視界良好でもない、といったところでしょうか。
帰りにプロショップ訪問
後片付けを終えて12時につばきもとさんを後にして向かったのは毎度のプロショップ・フィッシングガレージブラックさんでございます。
現在ワタシの魚探用バッテリーは、ECHOMAP ULTRA & ライブスコープにはリチビー12V60AhをHE-9000には鉛の12V28ahを使用していまして、魚探を2台積むとバッテリーも2発積むことになるわけです。(これが案外めんどくさい)
リチビー12V60AhにてHE-9000も余裕で賄えそうなので、HE-9000の電源ケーブルのコネクター化作業をお願いしまして、これで魚探周りはすべてリチビーでOKとなりました。(嬉)
その後14時半あたりに自宅に戻りまして、ここからリモートワークをこなしつつ翌日のガイド当日を迎えたワタシでございます。
ガイド午前の部は2B0Fです
6/12(土)のガイド当日は、朝から粗相があってはいけませんので4時半着で無事に出勤しました。
で、身支度を整えているところで初めましてのヒデさんとお会いいたしまして、お聞きしたところ夜中にいらして車中泊をされたようです。
5時半に出船です
ボートセッティングにてお手伝いいただくようなことは特にないためご自分の釣り支度をしていただきまして、その間にワタシはイソイソとセッティングを進めます。
エレキやデッキは前日に準備を済ませてあるためセッティングするのは魚探だけでして、
① フロント2台(魚探とライブスコープの比較用)
② フロント2台(同一魚探機能のメーカー間比較用)
③ フロント・リア1台ずつ(バックシートでの釣りサポート用)
2台の魚探を有効活用すべく3パターンのセッティングができるようにしまして、5時半に無事に出船となりました。
初めましてのヒデさんと情報交換から
ワタシが勝手にWeb上で始めた「おやらかしダイエット企画」にて、2019年・2020年の2年続けてダイエットサポーターに就任いただいたヒデさん。
「2020年のダイエットサポーターさまへのダイエット成功報酬」として、希望されるかたに「おやらかしガイドサービス」を開催させていただいておりまして、この度6/12(土)のガイドリクエストを頂戴したわけです。
SNS等でのコメントのやり取りはありますがもちろんお会いするのはこの日が初めてでして、
・どんな釣りが好みなのか
・差し支えない範囲でのオシゴトやご家族のこと
・当ブログのコア読者さま度
などなど、お相手は当ブログの数々のやらかしップリにて「ワタシの人となり」を多少ご存知かもしれませんが、ワタシはお相手のことはあまり存じ上げないわけでして、まずはワタシの操船にて朝イチのモーニングタイムの釣りをしつつ楽しい1日にするためにイロイロとオハナシを伺うことにしました。
釣りのスタイルやオシゴト・ご家族のことなどいろいろとお話させていただきつつ、気になる「コア読者さま度」については、
「吉羽園PX68事件」
このコトバだけでコアな古参読者さまと判断できまして、なるほど、初めてお会いした気がしないわけです。(笑)
コトバを選びつつ丁寧かつ愉快にオハナシされるヒデさんでして、1時間ほどの会話にてわかったことは、、、
「ワタシと同じおやらかしの匂いがする」
といったところでしょうか。(爆)
挨拶がわりの2バイト
馬の背・岩の上島あたりからスタートして向かった先は長崎エリアでして、
亀山らしい釣りの代名詞「フィーディング系の釣り」を朝イチのターゲットにしまして、ベントミノーやドゥルガの高速巻きにてボイル系フィッシュを探します。
普段ガイドするときはワタシは釣りはしないのですが、ボイル系フィッシュを狙うときだけはボイルを誘発しやすくするために2馬力で一緒に釣りをさせていただいたところ、、、
「う〜ん、スッポ抜けた」
ということで、ヒデさんへのファーストバイトはベントミノーでございます。(どんまい)
その後、エスケープチビツインでのバンク撃ちに切り替えたところ即バイトが出まして、オサカナが枝に巻かれたので救出に向かったのですが、木化けでThe End でございます。(どんまい)
数の大小はあるものの皆さんにも公にならない「おやらかし事件」は起こるモノでして、実はヒデさんのリールのドラグがユルユルだったことはここだけのナイショ話でございます。(笑)
どんまい。
おやらかし式ハードベイティング
ハイシーズンの亀山さんでオサカナを触るのにオススメハードルアーは、TDハイパークランクとクリスタルSでして、
TDハイパークランクは、岬周りや地形変化のある中層をテロテロ巻いてドーンです。
ハイパークランクでは巻けないややこしいところは、引っかからないスピナベの出番でして、
例えば、医院下のドン突きなどの倒木やレイダウンなどをブレードが見えるレンジでそれらを絡めてあげるとドーンとバイトが出るわけです。
中々文字にするのはムズカシイのですが、2大ルアーのキモなどを実釣を交えながらお伝えさせていただきました。
魚探レクチャーの部
普段はA川などでアルミボートの釣りをされているヒデさんでして、今まで魚探をお使いになられたことがなくこれから魚探を導入するのに簡単に魚探のレクチャーをさせていただきました。
いわゆるハイテク魚探(GPSマップ・2Dダウン・3Dダウン・3Dサイド)は4大メーカー(HONDEX ハミン ローランス ガーミン)の機能はそれほどの違いはないのですが、まずは操船をチェンジしまして、HONDEXとガーミンのモノの映り方を見ていただくことにしました。
やはりダウンに比べるとサイドイメージの映り方は説明が必要でして、サイドイメージの原理や映り方などをお伝えさせていただいたのですが皆さまの興味はただ一点でして
「モノがどう映るのか」
に尽きるのではないでしょうか。
「モノがどう映るのか」を体験していただくのに「ライブスコープ」はうってつけでして、
左側にHONDEX HE-9000を右側にライブスコープをセットしまして、ここからはヒデさんの操船にて魚探を見ながら自由に釣りをしていただきました。
自分のテキサスリグやクランクベイトの軌跡などもビームの照射範囲が合っていればもちろん映りますので、釣れない時間帯の「オモチャ」として遊んでいただきました。
ということで、藤林あたりの立木群にてお題の「ブリッツマグナムMR」などを空爆いただいたり、本湖の大場所・柳島やだんだんなどを訪問して地形の特徴などをお伝えしまして、午前中は2B0Fにて12時半に一旦つばきもとに戻りランチ休憩です。
ガイド午後の部は5B4Fです
お昼に一旦つばきもとに戻りましてランチ休憩とやまちゃんとの雑談を楽しんだ後、午後は1時半に出船しました。
これまでの状況を踏まえましてヒデさんに2点
・オサカナに触るならライトリグの釣りもアリ
・自分で操船するかバックシートで釣りに徹するか
を確認させていただいたのですが、
・午後もオトコの釣りでOK
・釣りに専念したい
とのことでしたので、午後はワタシの操船でオトコの釣りを継続です。(笑)
この日はハイパークランキングが不発ですので、お品書きを「エスケープチビツインのライトテキサス」と「クリスタルSでのスピナーベイティング」に絞りまして、攻めるポイントとしてはまだ詰んでいなく温存している「おりきさわ上流」方面に船を進めました。
14時半からゾーンに突入
ライトテキサスでのカバー撃ちをしながらおりきさわ橋あたりのゴチャゴチャしたところまで船を進めまして、14時半頃にスピナーベイトにチェンジしていただいたところ、、、
ほいっ。
クリスタルS 1/2オンス #749ライブワカサギでの1本でございます。(嬉)
スピナーベイトは引っ掛からないので積極的にカバーを絡めて引いていただくとまたまたバイトが出たのですが、これはスピナベが枝にロックしてしまい痛恨のフックオフです。
どんまい。
だいぶ肩が温まってきたところでいよいよド本命のおやらかしストレッチに移動しまして、
エスケープチビツインの3.5gライトテキサスにて、、、
ほいっ。
これが今日イチの38cmといったところのナイスフィッシュでございます。
完全にゾーンに入ったヒデさんでして、さらにエスケープチビツインにて3本目をキャッチ。
スピナベ・ライトテキサスと2種目制覇したところで再びヒデさんに確認をしまして、
① ブリッツマグナムMRやブルサンパチなどまだ釣れていないお品書きにスイッチ
② 釣れているリグをそのまま続ける
ワタシなら間違いなく①なのですが(だから万年一本なのです)、ヒデさんのご判断は不慣れなスピナーベイトを継続ということでして、、、
ほいっ。
カバーを絡めたクリスタルS 1/2オンスにて4本目をキャッチです。
ものの1時間半程度で怒涛の4本をキャッチいただきまして、完全に「ゾーン」に入ったご様子です。(笑)
ラスト1時間は猪の川でスピナーベイティング
16時を過ぎてさすがにおりきさわ上流のスピナベのオサカナを釣りきった感があったので、ラスト1時間は猪の川に移動してのスピナーベイティングです。
ギリギリまで猪の川でスピナーベイトを満喫いただきましたが残念なからバイトは出ず。
つばきもとに帰る途中に最後の悪あがきにてハイパークランキングを少しだけやりまして、17時過ぎ(少し遅れてしまい申し訳ありません)に無事につばきもとに帰着しました。
今回のガイドのまとめ
(5:30〜8:00) ワタシの操船
朝イチのモーニングタイムはベントミノーやドゥルガなどのフィーディング系の釣り。
(8:00〜10:00) ワタシの操船
エスケープツインやブルサンパチなどの撃ちモノと、ハイパークランクやクリスタルSなどの巻きの釣り。
(10:00〜12:30) ヒデさんの操船
魚探(HE-9000 ライブスコープ)を見ながら、魚探習熟を兼ねての釣り。
ブリッツマグナムMR、ステルスペッパー、タイニークランク、ジグなど。
(12:30〜13:30) ランチ休憩
一旦陸に上がってのランチ休憩、つばきもと敏腕スタッフ・やまちゃんとの談笑
(14:30〜16:00) ワタシの操船
おりきさわ上流にて、クリスタルS×2 エスケープチビツインテキサス×2 の合計4本キャッチ
(16:00〜17:00) ワタシの操船
猪の川上流でのスピナーベイティング。最後に岩の上さまでハイパークランキングをして無事に帰着。
ということで、5:30〜17:00までのフルタイムガイドにて、普段ワタシが亀山でやっている釣りと魚探レクチャーを交えて精一杯務めさせていただきました。
釣果のほうは7B4Fということで、何とか強い釣りにてオサカナにも触っていただくことができたので、ガイドとしては成功の部類かと思います。
最後にガイド記念として使っていただいたハイパークランクとクリスタルSをお渡しして、後片付けをして解散となりました。
ヒデさんには、1日一生懸命釣りをしていただきまして、またおしゃべり等での楽しい1日をありがとうございました。
大して釣れないワタシではありますが、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
おしまい。
Posted from SLPRO X for iPhone.