【亀山ダム釣行2021冬】 12/18 ディープクランキングのセッティング出し 他


12/18(土)は2週間ぶりにホーム・亀山さんへ出撃しました。

ここのところワタシにはずっとキビしい亀山さんでして、どうせ釣れないのならということで「ディープクランク」をメインにアレコレ試してみましたが、あっという間の4時間釣行で今回もまたノーバイトに終わりましてこれで4デコとなったワタシでございます。(笑)

本記事の目次(約5200文字)

タックルを冬仕様にチェンジしました

毎年ワタシの冬の亀山の「三種の神器」は

・PEスピンでのディープクランクドラッギング

・メタルバイブでのカバーメタル

・レッグワームDSのオジさん釣法

となるのですが、今年はもう少しベイトタックルでのハードルアーで頑張ってみることにしまして、土曜日の亀山釣行を前に手持ちタックルの組み合わせをチェンジしてみました。

① キャスティング・ディープクランク用

一番最初に浮かんだのが、

「6mダイバーのディープクランクをフルキャスト&リーリングにてボトムを小突かせる」

ことでして、、、


Rod: BLX701XHSB-SB

Reel: TDZ103H TYPE-Rプラス KTFネオスプール

Line: モンスターブレイブZ 16lb

Lure: ショットオーバー5 / Deep SIX


ジョイクロなどのビッグベイト用に購入したBLX701XHSB-SBですが、XHでスローテーパーなのでディープクランクやマグナムクランクのフルキャストはイケるはず。

で元々このロッドに合わせていたギア比8.1:1のT3MAGOはクランキングにはキツいので、自宅に転がっていたギア比6.3:1のTDZを引っ張り出して、さらに飛距離を稼ぐべくKTFネオスプールをセット。

フロロラインは14ポンドか16ポンドか迷ったのですが、とりあえずキャスト切れを避けるため16ポンドをチョイスしました。

② ベイトドラッギング・ディープクランク用

ワタシの冬の定番・ブリッツMAX DR / EXDR は、PE0.6号スピニングのドラッギングにて6〜8mを通すことが多いのですが、どうしても根掛かったときの不安が拭えないためベイトドラッギングにチャレンジです。


Rod: スティーズマシンガンキャストタイプ1

Reel: スティーズA TW 1016H

Line: モンスターブレイブZ 14lb

Lure: ブリッツMAX DR / ブリッツEXDR


ディープクランクのドラッギングでの潜航深度はラインの太さと放出量に依存しまして(ラインは細いほど・放出量は多いほど深く潜ります)、

フロロ14ポンドはドラッギングにはかなり太いのですがこのセッティングにてまずは6mを小突けるかどうかを試すことにしました。

③ スピナーベイト スローロール用

ハイシーズンは出番満載ですが冬になるとスタメン落ちするスピナーベイトでして、今年はディープレンジのスローローリングをすべく新たにセッティングしてみました。


Rod: スティーズマシンガンキャストタイプ2

Reel: スティーズリミテッドSV TW 1000

Line: モンスターブレイブZ 14lb

Lure: クリスタルSディーパーレンジ 1/2オンス / 3/4オンス


スピナベをボトムまでフォールさせた後、ディープエリアにてレンジキープさせながらスローロールさせるのは中々ムズカシイのですが、クランクにはできない自在のレンジコントロールをこの冬にマスターしてしまおうという目論見でございます。

今回は9時出船です

新たなタックルセッティングを試すべく12/18(土)は朝イチから出船するかと思いきや、早からず遅からずといった7時半につばきもと到着です。(笑)

やましたゲート通過に1時間

ワタシのように重役出勤が慢性化するともはや釣り場へ行くことのみが目的となりまして、実際に釣りをするかしないかはそのときの気分次第でございます。(笑)

で、ここから毎度お馴染みのやまちゃんとの井戸端会議に入りまして、あ〜だこ〜だと世間話をしていたらあっという間に1時間ほど経ったのでボチボチ支度を始めました。

今回のお品書き

今回のお品書きは、ベイト×3 スピニング×1を用意しまして、、、


・ショットオーバー5


・ブリッツEXDR


・クリスタルSディーパーレンジ 3/4オンス


・レッグワーム 2.7gダウンショット

相変わらず濁りが取れずデスっている感満載の亀山さんですが、今回はターゲットレンジを6mに設定しまして9時前にようやく出船しました。

ディープクランクのセッティング出し

とりあえず馬の背エリアが空いていたので急行しまして、まずはディープクランクのセッティング出しからスタートです。

↓それにしても真冬のこの時期にこんなに濁っている亀山は初めてです

ディープクランクのリーリングでの潜航深度チェック

今回登場いただいた4つのディープクランクくんを、それぞれ馬の背エリアでフルキャスト&リーリングでの潜航深度をライブスコープにてチェックした結果は以下の通りでございます。

DEEP SIX(メガバス)・・6m(フロロ16lb)

ショットオーバー5(ノリーズ)・・6.2m(フロロ16lb)

ブリッツMAX DR(OSP)・・4.3m(フロロ14lb)

ブリッツEXDR(OSP)・・4m(フロロ14lb)

※ TDハイパークランク(DAIWA)・・2.5m(フロロ14lb)

ワタシの冬の定番・ブリッツMAX DR / EXDRはキャスト&リーリングでは4m程度しか潜らないので、6〜8mレンジを通すにはPEスピンでのドラッギングをするしかなかったのですが、

6mダイバーのディープクランクを7ftのロングロッドにてフルキャストをしてノーマルギアでゴリゴリ巻いてみたところ、ホントにリーリングにて6m潜ることを確認できました。(嬉)

もともとビッグベイト用のXHパワーのロッドでして、このロッドでクランクをフルキャストするのに若干不安があったため今回は太めのフロロ16ポンドをチョイスしたのですが、

DEEP SIXやオーバー5あたりならフロロ14ポンドでも大丈夫そうなので、さらに飛距離と潜航深度を稼ぐために次回はフロロ14ポンドに下げてみることにします。

ディープクランクのドラッギングでの潜航深度チェック

お次はディープクランクをドラッギングしたら何メーター潜るかチェックするのですが、ドラッギングでの潜航深度は

・ラインの太さ

・ラインの放出量

・引っ張る船のスピード

によっていくらでも変わってきますので、何かしらの基準作りが必要となります。

<PEスピニングでのブリッツ系基準>

・PE0.6号スピニング

・フルキャストの倍のライン放出

・82ポンドエレキでダイヤル2.5くらい

で、かなり助走を入れて初めて8mラインに届く感じです。

ですが、どうしても細いPEラインでドラッギングすると根掛かり対処がめんどくさいので、フロロでのベイトタックルにてドラッギングするためのセッティング出しをしました。

・ブリッツMAX DR

・フロロ14ポンド

・フルキャストの2倍のライン放出

・82ポンドエレキでダイヤル2.5くらい

というセッティングで、助走をかなり入れてようやく7mを小突くといったところでした。

感覚的には、フロロ10ポンドあたりでフルキャストの2倍程度ライン放出すれば、何とか8mあたりを小突けるのではないかと思っておりますので、引き続きアレコレ試してみる予定です。

ルアー回収機をお忘れなく

こちらはドラッギング場として名高い岩の上島沖でして、等深線の紫のラインが8mですので、それよりも少し岸よりの7mラインをドラッギングで引っ張ってみたのですが、どうしても途中のオダがらみでの根掛かりは避けられません。

根掛かりを恐れていてはバイトは得られないわけでして、ドラッギングでの根掛かりは前兆を感じたときにエレキを緩めてあげればかなりの確率で根掛かり回避できます。

が、それでも根掛かりは発生しますので、根掛かり回収機はお忘れなきようお願い申し上げます。

こちらのDAIWAのルアー回収機はラインが切れない限りかなりの高確率でルアー回収できるオススメ品でして、最近はルアーのロストはほとんどないワタシでございます。

つぼりと×スピナベスローロール

さてさてディープクランキングはおしまいにしまして、お次はスピナーベイトのスローローリングにシフトです。

何年か前までは冬のタコ粘り場としていた「つぼりと」をスピナベ習熟場に指名しまして、

等深線に沿って6〜8mあたりのレンジまでスピナベをフォールさせまして、そこからボトムをかすらせる程度でのスローローリングの習熟です。

クランキングとの最大の違いは「レンジコントロールが自在」ということですので、中層トレースを含めていろいろ試してみましたがまあそんなに簡単にバイトは出ませんです。(笑)

定番のレッグワームDSにて数カ所行脚

で、今回のお品書きのラストが久しぶりのレッグワームくんでして、

Rod: スティーズキングボルトF-Spec

Reel: 17セオリー2004H

Line: フィネスブレイブZ 3.5lb

Lure: レッグワーム2.5インチ 2.7gダウンショット

極寒の亀山にてオサカナに触るにはやはりレッグワームは欠かせない具でして、今回はスペシャルセッティングとしてこれまた久しぶりの「カッパえびせん」をふりかけます。

・白鳥島沖

・竹やぶ下ストレッチ

・まどか岬ストレッチ

・じいさんワンド入口

・医院下

こちらも6mレンジをターゲットにオジさん釣法でクイックに数カ所周ってみましたが、特に異常はありません。

基本的にオジさん釣法は真下を釣る釣りなので、ラインスコープもダウンモードに変更しつつサカナっ気のないエリアはスルーして時間稼ぎをしたのですが、サカナっ気があっても食うかどうかは別のハナシかと。(泣)

最近ちょっと体調が下り坂なことと夜に用事があるためこの日は早上がりすることにしまして、9時に出船して13時に帰着するという暴挙に出たワタシでございます。

アレコレ入院です

HONDEX HE-9000

GPSマップ(等深線描画) 2Dダウン 3Dダウン 3Dサイド を備えたいわゆるオールインワン魚探であるHONDEX HE-9000くん。

ホーム亀山にてひと月ほどデプスマッピングを掛けながら地形の釣りをマスターするのに大活躍しまして、十分なモトは取ったので今はサブ機としてガイド時などに出動しております。

で、そんなHE-9000くんですが不幸にも画面割れが起こったためメーカーに修理を出すことにしました。

年末でもあるし修理にはひと月くらいは掛かるかなと思っていたのですが、、、

ほいっ。

何と1週間で戻ってきまして、さすが Made in Japan アフターサービスが万全のHONDEXさんでございます。

今回もまたFGBのヨータローさんには大変お世話になりましてありがとうございました。

DAIWA 12EXIST2004

半年ほど前にリーリングするとカリカリ音が発生するようになった12EXISTくん。

原因はザイオン製エアローター破損でして、世界のアロンアルファにて騙し騙し使っていたのですが、さすがに回転負荷が掛かる場所なのでアロンも効かなくなった次第です。

ということで、先週キャスティング草加バイパス店さんに出頭しましてて DAIWAへ修理をお願いしました。

今回ローター交換とオーバーホールをお願いしたのですが、依頼して数日経ったときにふとあることが天から降ってきたわけです。

DAIWAのスピニングリールのドラグシステムは15EXISTからATDへシフトしまして、12EXISTのUTDをATDに変更するSLPのサービスを急に思い出したワタシです。

ということで、DAIWAユーザーの最終防衛線を担っているSLPの守屋さんにダメ元で連絡してみたところ、追加作業OKとのお返事を頂戴いたしました。

こちらは年の瀬で忙しいでしょうから気長に待つことにしますが、前回の「ガイドラップカラーコートサービス」に続いてSLP守屋さんには大変お世話になりましてありがとうございます。


ふらっと亀山へ出勤してクランク系を投げ散らかしてノーフィッシュに終わった、という100文字で済む顛末を記事にするのはシンドイのですが、これでこの冬は4デコとなっております。

今年の亀山釣行は12/25(土)と12/30(木)の残る2回となりまして、ランチ前借り分のオサカナの精算を含め今年のコトは今年中にケリをつけたいワタシでございます。

ワタシの大好きなプロ棋士である「藤井猛九段」のオコトバによると、(今話題の藤井聡太センセイではないのでご注意を)

「ココ一番の勝負は必ず勝たなくてはならない」

とのことなので、ワタシの今年一番の大勝負・Xデーを12/30(木)と設定しまして、必ず勝利(何に?)することをお約束申し上げる次第です。

おしまい。

Posted from SLPRO X for iPhone.

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