1/29(土)は、相変わらずの重役出勤にて強敵・亀山さんに出撃しました。
あっという間に1月が終わってしまいまして、今回も異常なしということで1月釣行は通算4デコフィニッシュでございます。
魚探のソフトウェアアップデートのついでに久しぶりにGARMINライブスコープセッティングのお勉強をしましたので、合わせてお楽しみいただければ幸いです。
本記事の目次(約6000文字)
今回は11時出船です
ワタシなどは特にお約束がなければ基本的には早朝から釣りをすることはないわけでして、今回ものんびりと出勤しまして10時前に亀山・つばきもとさんに到着です。
通常はここから「やましたゲート」を通過するのに1時間を要するのですが、肝心のゲート主がガイド業で不在ですので渋々支度を始めることにした次第です。(笑)
まずは魚探のアップデートから
先週スマホを機種変更したワタシでして、ActiveCaptainアプリとGARMIN魚探の再連携を始めたところ魚探ソフトウェアのアップデート情報が出てきたため、ついでにアップデートも済ませることにしました。
アップデート自体は10分〜15分もあれば完了できまして、特にメジャーバージョンアップの場合はお宝機能が潜んでいることもありますので、コマメにバージョンアップをすることをオススメします。
今回のアップデートの内容をチェックしたところ、v19.10はライブスコープ関連の優れたアップデートのようですので、本記事の最後にまとめて書くことにします。
ドレンキャップよし!!!
魚探のアップデートを終えてやることがなくなってしまったので、ボチボチボートセッティングを始めることにしたのですが、
ボートセッティングの基本のキは「ドレンキャップをちゃんと締めること」からです。
前回のトッププロをお迎えした釣行で、キャップの締め方が甘くて徐々に浸水してきて苦情をいただいたワタシでして、今回はこれでもかというくらいキツキツに締めてやりました。(笑)
オサカナは釣れなくてもキャップを締めることくらいはちゃんとやろうとココロに誓うワタシでございます。
カワナ14ft(旧おりきさわ)艇メンテナンス
最近は広くて安定感抜群の14ft艇をミドルデッキなしで使うのが「おやらかしスタイル」でして、
つばきもとの14ft艇は元からあるアカシ14ft艇(赤い船)とおりきさわから移籍してきたカワナ14ft艇があるのですが、4艇しかないカワナ14ft艇を2月〜3月にかけて2艇ずつメンテナンス(再塗装)をするそうでして、
しばらくはカワナ14ft艇はハンセン号を含め3艇体制になるとのことですので、特に土日にて安定感抜群のカワナ14ft艇をご利用のかたは早めの予約をオススメします。
今回のお品書き(珠玉のレッグワーム8選)
今回の釣行は、翌週に控えた片倉ダムでのブラックカップのタックルセッティングをコンプリートすることがメインでして、冬の定番レッグワームにてアレコレ準備しました。
一部?レッグワームではないのではというオハナシもありますが、スルーしていただければ幸いです。
① 本家・レッグワーム
② モジャモジャしたレッグワーム
(シンクロ2.4g + スイングインパクト2インチ)
③ リフト&フォールが得意な固いレッグワーム
(オーバーライド5g)
④ 小魚っぽい固いレッグワーム
(IXI SHAD タイプ3 / TX)
⑤ 琵琶湖あたりで大人気のユラユラ沈むレッグワーム
(カバースキャット3.5)
⑥ ブレードがクルクル回るレッグワーム
(ディーパーレンジ 3/4オンス)
⑦ ブリブリ動いて7mまで潜るレッグワーム
(ショットオーバー7)
⑧ 178ミリの鮎型レッグワーム
(ジョイクロ178)
こんなところを準備しつつ、今回は8〜10mレンジを中心に行脚することを決めて、11時前に無事に出船しました。
今回も特に異常なし
白鳥島 × IXI SHAD TX
出船して白鳥島がガラ空きでしたので、まずはこちらからスタートです。
最初に試したかったのは通常リトリーブで4m潜るIXI SHAD TXのドラッギングでの潜航深度チェックでして、
PE0.6号 + フロロ10ポンドリーダーを組んだMLスピニングにて、フルキャストの倍程度ラインを放出してからのドラッギングです。
感覚的に8mはイケると思っていたのですが、今回のテストでは7mは確実に小突けたのですが8mまでは届かずといったところです。
医院下 × カバーメタル
お次は医院下筋に移動しまして、坂畑橋あたりのレイダウンエリアにてカバーメタルを投入です。
PE0.6号スピニングでのカバーメタルは若干の不安はあるのですが、入りと出を丁寧にやってあげればそんなに根掛かりはしないのですが、さすがにシャッド用タックルとの共用はムリがあるので、来週の片倉にはPE1.5号にてカバーメタル用のスピニングを仕立てて、カバースキャット2.5とシェアしようと思います。
まどか岬沖 × レッグワーム
お次はまどか岬沖に移動しまして、◯◯跡の10mレンジを中心に本家レッグワームで空爆です。
今回は、◯◯跡の上やハンプの両脇のブレイクを、浅い側から順番に深いところまで丁寧にレッグワームにて探ってみましたが、残念ながら今回も特に異常はありません。(笑)
神社下 × ディーパーレンジ3/4オンス
で、そのまま神社下に移動しまして、崩落系沈みモノのトップ8mあたりをモノに当てつつ探っていきます。
1/2オンスで8mレンジをキープしようとするとかなりのスローリトリーブになるのですが、3/4オンスまで重くするとそんなにストレスはないのでライブスコープを眺めつつレンジキープできるリトリーブスピードをカラダに覚え込ませておきました。
林道下 × ショットオーバー7
でそのまま本湖へ移動しまして、林道下のハンプエリアにてショットオーバー7を投入です。
XHパワーのビッグベイト用ロッドにてフルキャストしてからひたすらゴリ巻きするのですが、さすがにTD-Zでゴリ巻きするのはシンドイのでRYOGAあたりにスイッチしようか悩んでいるところです。
ホテル下 × カバースキャット/スモラバ
「だんだん」が満員御礼だったのでホテル下に移動です。
まずはチョコレート護岸と並行にカバースキャットを投入しまして、ちょいちょいと探ってみるものの特に異常なし。
今回のメインターゲットは、その脇のオーバーハングエリアでして、
ダウンショットはちょいと入れにくいエリアに、超久しぶりのスモラバをスキッピングにて投入していきます。
このエリアは日当たりが良くここだけ水温も7℃を超えていたので、バイトが出るならココかなと思って時間を掛けて丁寧に釣り込んでみたのですが、残念ながら何もありません。(笑)
シャローエリア × ジョイクロ
あっという間に15時を過ぎてしまったので本湖を後にして戻りながら残りの大物の出番を探していきます。
京兵衛ワンド入り口のブッシュエリアに立ち寄りまして、ジョイクロにて軽くご挨拶。
神社下/藤林エリアの岬にて、再びジョイクロでひと流し。
ということで、今回は11時〜16時の5時間釣行にて用意したレッグワーム8選をひと通り投入しまして、翌週の片倉ブラックカップのタックルセッティングは無事に終了です。
何の根拠もありませんが、おととしの2位フィニッシュに続いて今年もヤレそうな気がしているのはココだけのオハナシでございます。(笑)
GARMIN LiveScopeセッティング
世の中DXというキラーワードで騒がしいのですが、バス釣り業界でのゲームチェンジャーとなった「GARMIN LiveScope」くん。
昔のHONDEX 2D魚探みたいな「難しすぎる感度やクリーンラインセッティング」をしなくても誰でも普通に使えるのですが、
それでも各種設定のメカニズムは知らないよりも知っていたほうがいいわけでして、一念発起してちょいと画像の映り方に関連する各種セッティングのお勉強をしました。
魚探セッティングは十人十色で正解はなく基本的には個人の好みに依存するのですが、以下5つのセッティングをアレコレ調整しながらキレイに映るセッティングを模索するのも楽しみ方のひとつではないでしょうか。
① ゲイン(感度)
魚探の基本のキはゲイン(感度)でして、ライブスコープにも2D魚探と同様に感度設定があります。
・ゲイン(59%)
感度が弱いと、全体的にモノが映りません。(当たり前)
・ゲイン(100%)
感度が強すぎると全体的に強く映りまして、見にくい画面となります。
・ゲイン(80%)
HONDEXなどの2D魚探では感度はボトムの二次反射が映る程度が◎とされていますが、ライブスコープのゲインは大体70%〜80%あたりがキレイに映るセッティングかと。
② カラーゲイン
ゲイン(感度)は単純に発信するビームの強さなのですが、カラーゲインは受信した情報のどこに強弱をつけるかという設定となります。(HONDEXでいうところのクリーンライン設定と同じです)
一般的にはボトムにフォーカスする場合にはカラーゲインを下げて、オサカナや沈みモノにフォーカスする場合にはカラーゲインを上げます。
・カラーゲイン(100%)
カラーゲインを上げると、ボトムを含め画面全体が強く映ります。(逆に言うとボトム付近は全部同じ強さで表現させるので、ボトム付近の対象物の区別がつきにくくなります)
・カラーゲイン(50%)
カラーゲインを下げすぎると全体的にボヤっとした感じで映ります。
カラーゲインはそれ単独でセッティングするものではなく、メインのゲインと合わせて調整していきまして、
・ゲイン(絶対的なビームの強さ)
・カラーゲイン(受信した情報の相対的な強さ)
といったところでしょうか。
特に正解はありませんので、湖上にていろいろと設定を変えながらご自分が一番気持ちよく感じる値にするのがよろしいかと思います。
③ ノイズ除去
魚探にはいろんなノイズが出るものでして、これらをソフトウェアで除去するのが「ノイズ除去」セッティングです。
・オフ(Off)
魚探に出るさまざまなノイズを除去せずにそのまま表示させます
・低(Low)
エレキのノイズと、他の魚探ソナーとの干渉を防ぎます
・中(Middle)
エレキのノイズ除去・他ソナーとの干渉を防ぎつつ、ボトムの人工物の干渉を除去します
・高(High)
画像を滑らかに処理して、さらに様々なノイズを除去します
↑GARMINサイトからお借りした画像です
Bottom interference : ボトム干渉
Second echo from bottom : ボトム二次反射
ワタシなどは今までライブスコープサイトをやるわけではなかったので、とにかく「モノがキレイに映る設定」を優先して「ノイズ除去: 高」としているのですが、
人によってはこれだとルアーやオサカナが見えないということで、「ノイズ除去: オフ」とされるかたもいらっしゃいます。
④ ゴーストリジェクト(Ghost Reject)
ゴーストはビームを当てたときのターゲット以外からの重複・反射などによって発生する画像でして、
ライブスコープには、通常↓のようなゴーストツリーが映り込みます。(実存しないモノの画像なので、ゴーストとして理解さえできれば、別にリジェクト(除去)する必要はありません)
左上のソナー原点から同一半径の同心円上に映るモノがゴーストツリーです。
で、これをソフトウェア上で除去するのがゴーストリジェクト機能です。(画像は、Alex TimmさんというYouTuberのかたからお借りしました)
ゴーストリジェクトには、
・オフ
・低
・中
・高
・オート(← 今回バージョンアップで追加)
とありまして、GLS10振動子から発信される各角度のビームの強さを制御することでゴーストの発生を抑える仕組みだそうでして、
今回のv19.10に、ゴーストリジェクトに「オート」という機能が追加されましたので、次回釣行にて有効性を試してみる予定です。
⑤ TVG(Time Variable Gain)
TVG(Time Variable Gain)というのは、深い水深で弱まった魚探信号を補正したり水面近くのノイズを軽減するための機能です。
TVG機能をオンにすると表層系ノイズが消えますが(ボトム系ノイズには効果はありません)、5m以内の水深が浅いところを探るときにはTVGはオフにしたほうが良いようです。
⑥ 色制限(Color Limit Control)
今回のv19.10で機能追加となった色制限(Color Limit Control)ですが、
何やらUSでのYouTubeを拝聴していたら、
「この機能はゲームチェンジャーとなり得る」
ようなステキな機能のようです。
英語の動画を見てもチンプンカンプンで未だこの機能が何なのか理解できていないのですが、
個人的には、以下のようなイメージのあるライブスコープ系機能でして、
・GARMIN(ノイジーだがいろんなモノがよく映る)
・Lowrance(キレイだがあまり映らない)
・Hammingbird(キレイだがあまり映らない)
一般的にはノイジーだがいろんなモノが映るライブスコープを、さらに鮮明に映すためのギミックではないかと思っております。
今のところ海のモノとの山のモノともわからない機能なので、次回釣行でいろいろ試してみることにします。
LiveScopeセッティングまとめ
(LiveScopeサンプル その1)
・ノイズ除去: 高
・TVG: 高
・ゴーストリジェクト: 高
ワタシは今まではモノをキレイに映すことを最優先にしてきたので、オサカナやルアーの映りを犠牲にしても「ノイズ除去系」のセッティングをしておりました。
(LiveScopeサンプル その2)
・ノイズ除去: 低
・TVG: 低
・ゴーストリジェクト: 低
若干ノイジーな画面ですが、その分オサカナやルアーを捉えやすくなっています。
今回のバージョンアップにてまたセッティングの幅が広がりましたので、「キレイにより良く映る」セッティングを探してみようと思います。
今回の記事の内容はあくまでも
・ECHOMAP ULTRA v19.10
・LiveScope GLS10 v2.57
に限定したインプレでして、あくまでの個人の見解に基づくことをご了承いただければ幸いでございます。
例年1月後半になるとディープエリアでもバイトを取るのがキツくなるのですが、今年は特にバイトを取れそうな気がしない亀山さんでして、どうせ釣れないのでこの時期にライブスコープ関連(ライブスコープサイト)の習熟でもしようと思っているワタシでございます。
いよいよ今週末2/6(日)は片倉ダムでのブラックカップでして、今年も何かしらの爪痕は残す予定ですので温かく見守っていただければ幸いでございます。
おしまい。
Posted from SLPRO X for iPhone.