3/5(土)は3/2(水)に引き続き亀山・つばきもとさんへ出勤しまして、魚探ノイズ対策テストを実施しました。
アーシング対策にて魚探ノイズは実用可能レベルにまで解消されまして、さらにお昼から釣りをしたところすぐにヨンマルくんをゲットしたところまでは言うことなしの100点満点でしたが、
やはり浮かれていたのか下船間際にまさかの落とし穴にハマりまして、「吉羽園PX68事件」以来の大惨事をやらかしまして最終的には大赤字の釣行となりました。(泣)
どんまい。
本記事の目次(約3800文字)
Contents
魚探ノイズ対策テスト
前回のおさらい
さてさて前回までの魚探ノイズ対策をおさらいしますと、、、
① エレキと魚探の電源や電源コードは離すこと
② 振動子ポールはエレキとできるだけ離すこと
③ 魚探電源コードにキャパシタ追加
④ 振動子関連のケーブルにアルミテープ処置
ここまでチャレンジしてみたところシャローエリアでのサイドイメージのノイズはかなり消えまして、残る2Dとディープエリアでのサイドイメージのノイズ対策として
⑤ 魚探側電源のアーシング
⑥ エレキ側電源のアーシング
をさらにやってみることにしたわけです。
魚探側電源のアーシング
ということで、まずは魚探側電源のアーシングのためにホームセンターに出頭しましてアースケーブルを調達しました。
これは魚探用バッテリーのマイナス端子から振動子ポール経由で水中にアーシングするためのケーブル線でして、
アース線の両端に端子を取り付けまして、振動子ポールとバッテリー接続のイメージとしてはこんな感じでございます。
エレキ側電源のアーシング
お次はエレキ側電源のアーシングですが、
「エレキのカバーを開けてマイナス線を途中で切断・分岐させてアースを取る」
みたいなムズカシイことはできませんので、ワタシでも対処可能な手段として、、、
ほいっ。
おやらかし式のアーシングは至極単純でして、クリップ式のアースケーブルを調達しまして、エレキ電源のマイナス側端子に接続後船尾のラダーにクリップで挟んでおしまいでございます。(笑)
もちろん重役出勤です
前回は午前中しか時間が取れなかったので早朝出勤しましたが、この日はたっぷりと時間があるのでもちろん重役出勤でして、
9時半に出勤したもののゲート主はガイド出船とのこで「やましたゲート」はノーチェックで通過しまして、今回はハンセン号にて10時半前に無事の出船となりました。
ノイズ対策テスト結果
今回のノイズ対策のテスト結果は、、、
・シャローエリアのサイドイメージはOK
・ディープエリアのサイドイメージのノイズもかなり解消(実用レベルOK)
・2Dのノイズは完全に解消
となりました。
魚探側アーシング・魚探側+エレキ側アーシングの順で試してみたのですが、やはりエレキ側のアーシングの効果が大きいような気がしました。
正直このレベルならワタシには何の問題もありませんので、普段あまり使わない2Dやサイドイメージですしノイズ対策はこのあたりでおしまいにすることにしました。
魚探のノイズは十人十色でそれぞれに症状が異なりますので、もしノイズにお悩みのかたはひとつずつアレコレ試しながら地道にノイズ対策をされることをオススメいたします。
今回アレコレとお世話になりました
・フィッシングガレージブラック 高山さん
・ルディさん
・deps キムラさん
には、この場をお借りしてお礼申し上げます。
ワタシにも春が来たようです
今回のお品書き
テストを終えて一旦桟橋に戻りまして、釣り支度を整えてお昼頃に再出船です。
で、今回のお品書きは、、、
・ショットオーバー7
・ブレーデッドハイパークランク
・ジグ&ポーク
・ウイングダイナマイコ
・ドライブシャッド4.5 ノーシンカー
・クリスタルS 1/2オンス
のベイトタックル6本を船に積み込みまして、今回の本線は「ドライブシャッド」と「クリスタルS」でございます。
春と言えばドライブシャッド4.5
ワタシが春に一番信頼しているルアーと言えばドライブシャッド4.5ノーシンカーでして、
・引っ掛からない
・よく飛ぶ
・よく釣れる
・よくちぎれる(泣)
ということで、オーバーハング下や立木・流木周り、橋脚周りなどに欠かせない逸品でございます。
ということで、いつ釣れてもおかしくない白鳥島周りからスタートしまして、
馬の背あたりを積極的にアチコチぶん投げつつ
ボートポジを遠目にとっての遠投もお手のものでございます。
で、バスのなる岬(去年あたりは不発でしたが今年はどうかしら)に今年初めてドライブシャッドにてご挨拶してみたところ、
12時半頃に岬の先端にドライブシャッドを投入してふた巻きくらいでプンとアタリがありまして、、、
ほいっ。
あら〜っ、傷ひとつないキレイなヨンマルくんが釣れてしまったわけです。(嬉)
ドライブシャッドの唯一の欠点は「アゴが脆い」ことですが、オサカナが釣れてくれるならこれはもう「釣るための消耗品」で問題ありませんです。(笑)
ここからはアレコレと満喫
1本オサカナを釣ってしまったので残りの時間は気の赴くままに釣りをすることにしまして、、、
・長崎崩落×ジグ&ポーク
・おりきさわ上流×ウイングダイナマイコ
・おりきさわおやらかしストレッチ×ブレーデッドハイパークランク
・つぼりと崩落×ドライブシャッド
・医院下ドン突き×クリスタルS
やりたいことをやりつつラスト1時間をどうするか考えていたのですが、午後からの強風がいつの間にか爆風になり時折突風も吹いてくる始末でして、医院下ドン突きの風裏にてボチボチ帰り支度を始めることにした次第です。
・魚探は全て取り外しバッカンの中へ収納
・ロッドも3本はロッドベルトにまとめて片付け完了
・ネットも船尾へ片付け
これが凶と出ることなどこの時点ではまったく思いもよらないワタシでございます。
ワタシはこうしてロッドを奉納しました
突風に煽られてタックル奉納
ラスト30分となって医院下ドン突きを後にして、
・クリスタルS
・ブレーデッドハイパークランク
・ドライブシャッド4.5
の3本のタックルを船の左舷側に置いて、釣りをしながらつばきもとへの帰路につきました。
で、ラスト10分の16時20分に医院下入り口(つぼりと側)にてドライブシャッドからクリSにタックルチェンジしたときに物凄い突風にて船上でバランスを崩したワタシは、クリスタルS用タックルが湖に落ちていくのをスローモーションで見たわけです。
Rod: スティーズマシンガンキャストタイプ2
Reel: スティーズリミテッド SV TW
考える時間は3秒
ヤバいと思ったときにはロッドは既に沈みかけておりまして、突風に煽られたこともあり船は離されていきます。
・ネットで掬う
・竿先で引っ掛ける
・ルアーをキャストして引っ掛ける
ネットで掬おうにもネットは船尾に片付けてしまいそうこうしているうちにロッドは沈んでいきます。
とっさに手にしたタックルはドライブシャッド用でして、こんなモノは何の役にも立たずこの時点でロッドは見えないくらいに沈んでおります。
咄嗟にハイパークランクにチェンジしたものの時すでに遅し、完全にロッドが見えなくなってしまいました。
こんなときは冷静になってまずは落とした場所を魚探でマーキングしつつライブスコープで探していけばよいのですが、魚探一式は既に片付けてしまいこれで完全に詰んでしまったわけです。
やまちゃんにTELして急遽残業
さすがにこのまま諦めるわけにもいかずやまちゃんにTELして急遽30分ほどの残業をお願いしたところ、気の済むまでどうぞとのことで対策本部を設置して体制を立て直します。
・まずは魚探を再セッティングして
・ライブスコープのゲインを上げてタックルを捜索
・タックルボックスからダイラッカを救済大使に指名
ゲインをかなり上げてライブスコープを照射してみたものの残念ながらタックルは映らないようでして、後はひたすらダイラッカをしゃくって奇跡的にタックルが引っ掛かるのを祈るばかりです。
で、タックルがそのまま沈んでいるのか既に流されているかもわからない状態での捜索作業で救済できる可能性はほぼゼロに近いわけでして、30分残業をした時点で諦めて帰着することにしました。
どんまい。
もし釣り上げたかたは、、、
医院下入口の7mで消息不明となってワタシの愛竿・マシンガン2+スティーズリミテッドでして、
湖底に沈んだタックルの所有権が誰にあるのかはワタシにはわかりませんが、
釣り上げたかたがいらっしゃいましたら、
・そのままお使いいただくもヨシ(可愛がってあげてくださいませ)
・つばきもとさんにお届けいただければそれ相応の謝礼はさせていただきます
ということで、どうぞよろしくお願い申し上げます。
「ウェアウルフ+KTF PX68スーパーフィネス」をクルマで踏んづけるというあの「吉羽園PX68事件」以来、久しぶりの「経済的損失の大きいスペシャルおやらかし」が発生しまして、さすがにメンタルを削られているワタシです。
ツライチでもあるまいしまさか「タックル」を湖に奉納することだけはないだろうと過信していたワタシでして、さすがにお気に入りのタックルを失うとダメージが大きいので皆さまもどうぞ強風時の釣行には十分にお気をつけいただければ幸いです。
おしまい。
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