土曜日はお寝坊さんで亀山出撃を見送って散髪に行ったワタシでして、楽しみを1日スライドさせた日曜日は翌週に控えたつばきもとオープンに向けた最終追い切りをしてきました。
4時起きの予定が、、、
土曜日夜は12時に床に入って4時に起きる予定でしたがまたまた中途半端に3時半に目が覚めまして、あと30分寝ようと思ったら結局5時起きとなりました。(泣)
とりあえず5時半に自宅を出発して、毎度のローソンのラテを楽しみながら安全運転でクルマを走らせまして、
結局7時15分という何とも中途半端な時間につばきもとさんに到着です。
魚探用バッテリーの端子が、、、
土曜日のうちに準備を済ませた魚探用電源ケーブルの端子はバッチリだったのですが、
ほいっ。
何故か魚探用バッテリー側の片方の端子がないわけです。(笑)
クルマの中にはなかったので、おそらく自宅に転がっているのではないかと。
で、帰宅して確認したところ、端子がバッテリー充電器のコネクターに挟まった状態で発見したのですが、何故こんなことが起こるのでしょうか。(笑)
これでは魚探用バッテリーに接続できないので、やむなくメインバッテリーに接続して、
今回はそそくさと支度をした結果、予定より90分遅れの8時に無事に出船しました。
といっても、8時出船ではフィーディング狙いもままならず、いつもフィーディングを深追いしてヒドい目に遭っているワタシには結果オーライでございます。
魚探が次々とダウン
それではということで、白鳥島界隈でいきなりフィネスフィッシングの練習を始めまして、
2.7gライトキャロさんと0.45gネコリグさんにて4〜6mラインを中心にじっくりと釣りをしてみましたが、
う〜ん、やはりライトキャロやフィネスネコなどのスローな釣りはどうも性に合いませんです。(笑)
初めてやる釣りですぐに釣れるほど亀山さんは甘くないわけでして、大会に向けてのお品書きとしては消去することにした次第です。
白鳥島あたりは魚探も随分と賑やかに映るのですが、「やまちゃん」情報によると放流したヘラが溜まっているようです。
そのまま白鳥島で慣れないフィネスフィッシングを90分くらい練習していたところ、いきなりHE-840Fの電源が突然シャットダウンしまして、アレコレチェックしましたが再起不能状態に陥りました。
それでももう1台魚探があるので何とかなると思いきや、すぐにHE-9000もダウンしまして、
わずか開始1時間半にて、湖上で「ブラックアウト」したワタシでございます。(泣)
今回のワタシのお品書きのメインは、
- ディープクランクのドラッギング
- カバーメタル
でして、湖上で何とか蘇生すべくアレコレ格闘してみましたが、さすがに魚探ナシでは釣りにならないので9時半過ぎにつばきもとに緊急帰還しました。
おそらく原因は土曜日に作業した電源ケーブルの端子の接触不良だろうと思われるので、クルマから道具箱を引っ張り出しまして船上で端子の圧着作業をやり直したところ無事に復旧しました。(嬉)
が、結局復旧作業に1時間ほど費やしてしまい、実質的な出船は10時半となりましていつもの重役出勤と変わりませんです。(笑)
どんまい。
スペシャルランチを食べるために全力で、、、
日曜日釣行の目標は、、、
- フィネスフィッシングの見極め
- メタルとドラッギングで3本揃える
- つばきもとのスペシャルランチを食べる
の3つでして、ひとつ目の慣れない「フィネスフィッシング」は捨てることにしました。
魚探まわりでアレコレ苦戦した日曜日は「紅葉クルーズ」の最終日でして、クルーズに合わせてつばきもとのスペシャルランチも終わってしまうわけです。
ということで、ランチを食べるためにまずは1本を目指して竹やぶ下ストレッチに入りまして、、、
ほいっ。
マンメイドストラクチャーにオーバーライド3/16オンスを絡めてシャクったところ瞬殺でした。(嬉)
ということで、これで前借りすることなく堂々とランチを食べることができるわけでして、10時半に出船して11時に帰着するという暴挙に出たワタシでございます。
房総ポークのかば焼きと自然薯のセット。
思わずライスを大盛りにしてしまったのはナイショですが、大変美味しゅうございました。
ここまでのまとめ
とりあえず
- 8時に出船
- 9時過ぎから魚探が次々にブラックアウト
- 9時半に一旦つばきもとに戻り魚探の復旧作業
- 10時半に再び出船
- カバーメタルで1本捕獲して11時に帰着
景気がいいのか悪いのかよくわからない状況ですが、とりあえずメタルで1本捕獲できたのでヨシとしましょう。
ディープクランクでのドラッギング修行
つばきもとさんのスペシャルランチでお腹が満たされた後は、12時に再度出船しました。
大会本番は13時帰着ですので、残り1時間であと2本追加すべく医院下筋に突入です。
もちろん相棒は、こちら。
打ち出の小槌2号を襲名したブリッツMAX DRさんにて、7〜8メーターラインのドラッギングを始めました。
で、ボチボチ引っ張っていたところ、突然に明確な生命感を感じたので船を止めてファイトを開始しまして、、、
ほいっ。
どうやら500gくらいのオサカナは、ボロ雑巾ではなく割と生命感が出るようです。
残念ながらこの時点で13時となったので、大会時間中(帰着を含め)で3本揃えることはできなかったのですが、直感的にまだ釣れる気がしたのでドラッギングを続けたところ、、、
ほいっ。
こちらも、ぐ〜んとアタった後グイグイと引きまして、相当にラインを出しているのでファイトを楽しみつつ捕獲に成功しました。(嬉)
本人ですら眉唾物と思っていた「ディープクランクのドラッギング」ですが、どうやらやっていることは間違ってなさそうです。(笑)
この時点で14時前。
魚探とにらめっこしながら医院下のトレースコースを変えたり、つぼりと界隈でドラッギングコースを探したりした後、15時に再度医院下をドラッギングしていたところ、
釣れる気しかしないブリッツMAX DRくんが、ややこしいところに根掛かりしまして、、、
30分くらい時間を掛けて懸命の救出作業を試みたのですが、残念ながら殉職でございます。(泣)
ワタシのドラッギングは、この「クロキン」でないと威力は半減(勝手にそう思っているだけですが)でして、
1週間前での最終追い切りで過去最高の仕上がりと思いきや、まさかの骨折で出走すら危ぶまれる大事故となりました。
陣営としては懸命の立て直しに注力しまして、何とか無事に出走できることになった次第です。(嬉)
毎回毎回惨敗のつばきもとオープンですが、今までは直前プラをしても仕上がった試しはなかったのですが、今回ばかりは
「過去最高の仕上がり(三味線)」
とだけ申し上げておきます。(笑)
ドラッギング 虎の巻
1年中やらかし放題で万年1本しか釣れないワタシでして、読者の皆さまのお役に立てることはほとんどないわけですが、、、
ワタシはそれを職業にしているトーナメンターでもなく愉快に釣りができればOKなので、大会前ではありますが「ドラッギング虎の巻」をお届けいたします。
ディープクランクでのドラッギングに興味のあるかたは是非ともお試しいただければ幸いです。
ドラッギングと言えばもちろん
ワタシのドラッギングは、昨年末にガイドしていただいたお師匠・オリキン先生流でございます。
去年ガイドをしていただいた時にドラッギングのイロハのイを教えていただきまして、↓のような語録を頂戴しました。
- ドラッギングでのバイトはサイコー
- ドラッギングは釣れるときはすぐに釣れる
ドラッギングはセンセイもおススメの釣法でして、イロハのロとハは独学ではありますが、苦節1年ようやくワタシにもオサカナが釣れるようになりました。(嬉)
ドラッギングとは
そもそもドラッギングとは、ルアーをキャストしてからリールで巻き取らずに船を進めることでルアーを動かすやり方でして、
利点は、
- 自分で巻き取らなくて済むのでラクちん
- リールでリトリーブするよりも長くルアーを引ける
- 船を操作することでトレースコースは自在
- 長くルアーを引けるのでルアー潜行深度が深くなる
といったところでしょうか。
その反面、デメリットもありまして、、、
- ルアーを深く潜らせるには助走が必要なので時間が掛かる
- 船が多い人気の場所ではできない
- 根掛かりやゴミを拾ったらイチからやり直し
- それなりにルアーロストのリスク有り
でございます。
簡単に手順を説明しますと、
- ルアーをポイっとキャストする
- リールをフリーにして船を進めてラインをたくさん放出する
- ある程度ラインが出たところでドラッギングスタート
- ルアーの振動やボトムを感じながら、根掛かりやゴミを拾ったら船を戻してイチからやり直す
- 何か生命感を感じたら船を止めて聞いてみる
- ラッキーなことにオサカナだったら存分にファイトを楽しむ
といったところでして、ディープエリアにヤル気のあるオサカナが居さえすれば、
無限の可能性を秘めているのではないでしょうか。
タックルセッティング
ワタシのディープクランクでのドラッギング用タックルは、
- ロッド: スティーズファイヤーボルトS-Spec(MLパワー)
- リール: セオリー2506H
- ライン: PE1.5号にフロロ12ポンドリーダー
というセッティングです。
糸をたくさん出すこととラインが細いほうがルアーの潜行深度が深くなるので、PEでのパワーフィネスタックルにてDAIWAなら2500番くらいのリールがおススメです。
そして、ロッドはある程度のパワーは必要ですが、さらにティップが硬いほうが根掛かりが回避しやすいです。
ワタシのファイヤーボルトは元々はMLのダウンショット用タックルですが、ロッドティップを第2ガイドあたりまでポッキリ追ってしまいまして、結果ティップがほとんど入らない棒のようなロッドがドラッギングに丁度いいのです。
使用するルアーと潜行深度は、OSPルアーだと
- ブリッツMAX DRは11m
- ブリッツEXDRは8.5m
- タイニーブリッツDRは7m弱
- ルアーがまっすぐ泳ぐのが大前提なのでトゥルーチューンは必須
といったところ(オリカネ先生談)ですが、ルアーの潜行深度を決める要素は、ラインの太さとラインの放出量・船を進めるスピードによります。
もちろんラインが細いほど、ラインをたくさん出すほど、船のスピードが速いほどルアーは深く潜るので、自分のタックルセッティングでどのくらいルアーが潜るのかを把握するのがはじめの一歩です。
ワタシのタックルセッティングでは、今のところPE0.6号で9m、PE1.5号で8mのボトムを小突くところまでは確認済みです。
どこをトレースするのか
普段テキトーに釣りをしている(フリをしている?)ワタシですが、ドラッギングは
- どのルアーで
- どのコースを
- どのレンジで
通すのかが全てなので、勝負は大方ドラッギングを始める前に8割がた決まっているのでは、というのがワタシの持論です。
ワタシがドラッギングの釣りを楽しむことができるようになったのは、ハイテク魚探によるところが大きくて、、、
まず2D魚探にてサカナっ気のあるエリアとレンジを探した後で、
HE-9000の等深線作成機能「デプスマッピング」での地図とにらめっこしながらトレースコースを決めます。
ワタシはボトムを小突き続けるのが好きなので基本的には等深線に沿ってルアーを引きますが、もちろんブレイクラインに対してアップヒル・ダウンヒルに引くのもよろしいかと。
そして、ドラッギングの特徴は「船が先行」ということでして、地形的な張り出しやレイダウン・水中ブッシュなどがルアーを通す前に魚探に映り込むわけです。
特に水中ブッシュなどは根掛かりとバイトの表裏一体な面があるのですが、気持ちを強くもって果敢に攻めてみることがバイトへの近道かと思います。
根掛かりかオサカナか
ドラッギングは根掛かりとの闘いなので、ルアー回収機は必須です。
が、根掛かり回収機を引っ張り出すのはマレでして、こうなる前にちょっと気を付けると根掛かりのリスクは大幅に削減可能です。
ドラッギングのスピードは、54ポンドエレキで10段階の3くらい・時速だと大体2キロ前後で充分にディープエリアのボトムをノックできるのですが、
クランクのブルブルを感じている間はまだ中層トレースの段階でボトムには届いていません。
これが、グングンとディップが入るようになるとボトムを小突いている状態でして、慣れれば簡単に判別できるようになります。
そして、ブルブルでもなくグングンでもない、グーンとティップが入るのがバイト or 根掛かりでして、この瞬間がドラッギングの最大の昇天タイミングです。(根掛かりの場合は大抵前兆として少しルアーが重くなります)
とにかく違和感を感じたときにはすぐにエレキのペダルから足を離して船をスローダウンさせてラインテンションを緩めた後で、リールを軽く巻き取りながら聞いてみることが肝要です。
これが根掛かりの場合、ラインを張ったまま船を進めるとガッチリ根掛かってルアーが殉職してしまいますのでご注意ください。
ヌルヌルとボロ雑巾のような手応えのときは、枝を拾ったかもしくはデカバスの場合もありまして、手前にくるまで生命感を出さないケースがあるので諦めてはいけません。(笑)
オサカナだった場合は、ここから数十メートルのファイトが始まるのですが、大抵は向こうアワセでガッチリフックが掛かっている状態なので、ルンルンでファイトを楽しみましょう。
最後になりますが、ドラッギングはとても楽しい釣りなのですが、広範囲を船で引っ張る釣りなので人様に迷惑を掛けてまでやる釣りではありません。
前後左右に他のアングラーさんがいる時は、やりたい気持ちをグッと抑えて他のエリアに移動する等、トラブルの種は未然に防止することが一番大事です。
生意気にもドラッギングについて書いてみましたが、釣り方は千差万別でしてあくまでも我流であることをご了承いただければ幸いでございます。
おしまい。
Posted from SLPRO X for iPhone.