【片倉ダム釣行2021春】 5/9 GW釣り納めもやはり虎の子の1本


5/1(土)の高橋さんの片倉ダムレクチャーガイドからスタートした今年のGW釣行は、やはり片倉で締め括ろうということで5/9(日)に片倉ダム・笹川ボートさんへ出撃いたしました。

高橋さんのバックシートにて見た片倉さんの景色と自分で12ft艇を操船しながら見る片倉さんの景色はかなり違って見えまして、今回は笹川上流方面をキャスト練習をしながら1日周りまして何とか「虎の子の1本」をキャッチしたワタシです。

笹川ボートさんに6時15分到着です

この日は亀山・つばきもとさんにヤボ用がありましたので朝イチでちょいと寄り道をしまして、片倉釣行用のお品書きをつばきもと駐車場で仕立てるという傍若無人ぶりです。(大変失礼しました)

で、ここからクルマを10分ほど走らせまして片倉・笹川ボートさんへ6時15分頃に到着です。

片倉・笹川ボートさんは大体1年に1度〜2度くらい伺う程度でして、一番最後に伺った去年2月開催の「ブラックCUP」以来でございます。

続・とものバス釣りコミュニティ

日曜日は千葉市内のプロショップ・フィッシングガレージブラックさん主催の片倉ダムでの「ブラックカップ」に参加しました。 2…

ワタシなどは、ボート屋さんからすると5年ほど前に初めて伺って以来ようやく一枚目のポイントカードが埋まるくらいの一見さんなのですが、笹川ボートの若旦那さんはちゃんとワタシの顔と名前を覚えていらっしゃるわけです。(驚)

ブラック・高山さんや高橋さんともこの件についてオハナシしたことがあるのですが、あのかたの「お客さまの顔と名前を一度で覚える特殊能力」というのは並外れていると思うのはワタシだけでしょうか。(笑)

今回のお品書き

亀山・つばきもとさんはどちらかというとレンタル船は12ft艇がメインなのですが片倉・笹川ボートさんは逆に14ft艇がメインの印象でして、今回は12も14も空いていたのですがミドルデッキ用の発泡スチロールブロックを出すのがめんどくさかったので12ft艇をお借りしました。

で、今回用意したタックルは、ベイト×4 スピニング×2の合計6タックルでして、

・スピナーベイト(クリスタルSディーパーレンジ)

・ライトテキサス(ブルサンパチ)

・ライトテキサス(エスケープチビツイン)

・ビッグベイト(KRK165)

・野良ネズミ

・マイクロネコリグ(スワンプマイクロ)

というスタメンです。

HONDEX魚探で片倉さんに出撃した際には湖全域の等深線作成に2日ほど魚探掛けをした記憶があるのですが(めんどくさい)、今回初めてGARMIN魚探での出撃の際は「Active Captainアプリ」で片倉の等深線をダウンロードしておしまいでしたので楽チンですね。(笑)

ということで、ボートセッティングを30分ほどで済ませまして7時前に無事に出船しました。

今回の虎の子の1本は

さてさて、笹川ボートさんを出まして船を左に向けたワタシでして今回は笹川上流方面を徘徊することにしました。

片倉ダムの特徴と現在の状況

ワタシの理解する片倉ダムの特徴は、

・バンクは亀山に比べてなだらか

・オーバーハングは亀山に比べて深い

・圧倒的に深い

・立ち木だらけ

といったところでして、魚探をみているとわかるのですが、目には見えなくてもそこらじゅうに立ち木が入っております。

いつどこで水中立ち木に船がヒットするわからないので、安定感のない12ft艇では立ったままスピードを出しての移動は大変キケンでして、いつ落水してもおかしくないのでワタシは24Vエレキのダイヤル2以上では立って操船しないようにしております。

5/9現在、笹川方面の中流・下流域まではかなり水がクリアでして、船を進めながらショアラインを観察していきますと、スポーニングエリアと思われるところがアチコチにありまして、さらによ〜く観察しますとそこらじゅうにバスの稚魚「フライ」が固まっております。

全体的にはそろそろ片倉さんもスポーニング終盤といったところではないでしょうか。

挨拶がわりのファーストバイト

まずは笹川上流まで一気に上りまして(上に行くほど濁りが入ってます)、そこからめぼしいポイントを撃ちながら下っていくことにしました。

で、この日はかなりの爆風で釣りにくい中もとよしボートの下流あたりまで下ってきまして、風裏で日当たりのいいシャローエリアを探っていたところ、、、

ほいっ。

挨拶がわりのファーストバイトは、中々の巨ギルくんでございます。(笑)

流れ込みでヨンマルくんを、、、

まあ魚種問わずということであればこの巨ギルだけでもよいのですが、せっかく来たからには何とかバスの1本くらいキャッチしたいのが人情でして、

流れ込み・風裏・シェード・立ち木が絡む超一級スポットと思われるところに、エスケープチビツインを撃ちまして、、、

ラインが一気に手前に走ったのでフッキングしてみたものの明らかにアワセが効いていない自覚がありまして、慎重にファイトはするものの推定ヨンマルのオサカナは案の定ジャンプ一発サヨウナラでございます。(笑)

どんまい。

シャローフラットにてようやく1本

さらに釣り下りながらたまたま見つけた「岩盤+シャローフラットエリア」でして、水はあまりいい感じではないものの直感にてここでしばらくタコ粘りすることにしました。

岩盤は珍しく垂直岩盤で一気に3.5mくらいまで落ちるのですが、ここから沖に6mくらいフラットショルダーとなっている地形でして、

岩盤のキワにマイクロネコリグを投入して丁寧に誘っていったところ、比較的沖目でバイトがありまして、、、

ほいっ。

サンマルではありますがようやくワタシにもオサカナが釣れまして、これでひと安心でございます。(笑)

高橋さんに教えていただいた「スワンプマイクロのネコリグ」はまさにエサでして、どうしてもオサカナが欲しいときの最終兵器でございます。(嬉)

反対側アームの田代方面へ

シャローバンクを丁寧にライトテキサスやネコリグを撃っているものの、爆風のせいもあり午前の部はは2バイト1フィッシュです。

それではということで一旦チョウシグチまで下りまして、反対側アームの田代方面の最上流まで一気に上ります。

このあたりは全域コイに支配されている感じでして、半信半疑でアチコチ撃ってはみるもののワタシには釣れそうな気がしないのでほどほどのところで退散することにしました。

12ft艇フルフラットシステムで爆睡

14時を過ぎて若干眠くなってきたのですが、まだ現在地は田代方面なので笹川ボートさんに戻ってひと眠りするのはナシです。

それではということで、船上でひと眠りすべく12ftローボートのフルフラット化を試みまして、、、

マクラはバッグを流用して、背中あたりはエレキのペダルを水平にしてあげれば案外イケます。(エレキが暴走しないようにダイヤルは0にしてあげてください)

で、問題の腰〜足に掛けては船に積み込んだバッカンなどを並べてあげれば、これで12ft艇のフルフラットシステムが完成です。(笑)

とにかく眠気が勝っていたので横になれれば多少の不具合は大した問題ではなく、浅瀬に船をつけて1時間ほど爆睡しましてスッキリしたワタシでございます。(笑)

KAESU KRK165シェイクダウン

昼寝から目が覚めたら15時となりまして下船まで後2時間です。

バスを1本もキャッチしていないのならハナシは別なのですが、この時点で「虎の子の1本」は既にキャッチしていますので、いよいよビッグベイトゲームを始めることにしました。

先日ネットでポチッたKAESUさんのビッグベイトKRK165くん。(もう一つ上のサイズにKRK205があります)

昼寝後のスッキリしたタイミングにて、いよいよ船上にてシェイクダウンを開始しました。

ボディのサイズ感はジョイクロ178と並べてみると大体同じくらいでして、テールの分だけジョイクロ178のほうが少し長い程度です。

装填式可変ウェイトシステム

で、このKRK165/205の最大の特徴は「装填式可変ウェイト」でして、タングステンボールとプラボールのセットの仕方(アゴのところにあるスロットにボールを入れます)でルアーのアクションを変えられるという優れモノでございます。

ひとつだけ難点があるとすれば、このタングステンボールとプラボールをどうやって保管するかでして(何ちゃってA型のワタシはそのうち紛失する自信アリです)、とりあえずシンカーケースの中に保管することにしました。

ワタシの好みはウェイト1とウェイト4

KRK165/205はカテゴライズしようとするとS字形ビッグベイトということになろうかと思われるのですが、ワタシの印象は「S字もできるビッグベイト」です。

KAESU KRK165/205 Webサイトはこちらから(リンクあり)

アクション紹介のYouTube動画は↓からどうぞ

亀山あたりでジョイクロ178を投げ倒しても中々バイトチャンスが訪れないワタシでして、S字プラスアルファを求めているかたにはオススメのビッグベイトかと。

ワタシのウェイトセッティングの好みはウェイト1とウェイト4でして、

・ウェイト1(ハイフロート)

タングステンボール1個のハイフロートセッティングでして、「ドッグXのようなペンシルベイトの動き」と「デジ巻きでのヒラクランクギルのようなダート」をミックスしたような明らかにこのルアー特有の不思議な動きをします。

・ウェイト4(シンキング)

そしてタングステンボール4個のフルウェイトではシンキングビッグベイトとなるのですが、ジョイクロ178との最大の違いは「超高速リトリーブ」が可能というところでして、水の押し方(抜け方)がジョイクロとは異なるのでまさに「ハイレスポンス」なビッグベイトだと思います。

今回は小一時間ほどシェイクダウンしただけですが大変気に入りましたので、まずはウェイト1とウェイト4のセッティングにて反応するオサカナを探してみようと思います。

そんな新興ルアーメーカー KAESUさんのKRKシリーズは、関東だと「ブンブン」さんでお取り扱いされているとのことです。

ただ送料は掛かりますが、KAESUさんのWebサイトでもネット販売しておりますので、興味のあるかたはチェックしてみてくださいませ。

GW釣行は無事に終了です

16時を過ぎたところで田代エリアを後にしまして、チョウシグチを経て途中釣りをしつつボチボチ帰路につきまして、16時50分頃に無事に笹川ボートさんに帰着しました。

今年のGW釣行は片倉さんと亀山さんでの釣り三昧に終わりまして、まあ大して釣れたわけではありませんがご一緒いただいた皆さまには楽しい時間をありがとうございました。


この日もあいにくの爆風で釣りにくい中笹川方面をアチコチ行脚しまして、何とか虎の子の1本をキャッチして長かったGW釣行を無事締めることができました。(嬉)

片倉ダムは亀山のすぐ上のダムなので釣り方含め似ていると思われるのですが、全く別モノのダム湖と思ったほうが良さそうです。

今までは年イチくらいの頻度でしたが、これからは月イチくらいでチャレンジして片倉ダムの釣りをマスターしたいと思います。

おしまい。

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