初日は京都を満喫
初日は、朝5時半に浜松を出発しまして、
我が家は浜松に住んでいる父と兄も吉羽園ファンでございまして、行きの道中は兄と父と吉羽園話で盛り上がりました。(笑)
本日の行程は母と兄で綿密に決められているそうで、ワタシと父はどこにいくのかはよく知らないのですが、まずは京都のスタートはこちらから。
方広寺と豊国神社
方広寺の鐘。
教科書で出てきた、徳川家が豊臣家にイチャモンをつけたあの鐘です。
そして、隣の豊国神社へ。
豊国大明神とは、豊臣秀吉公のことでございます。
臨済宗の総本山・建仁寺
お次は、栄西禅師の建仁寺。
ワタシのおうちは臨済宗なので、その総本山にご挨拶でございます。
風神雷神図屏風のレプリカですね。
ホンモノは、京都国立博物館にあるそうで、、、。
竜の襖絵。
本堂の天井にも竜が。
こちらには、風情のある襖絵がたくさんあって楽しかったですよ。
浄土宗総本山・知恩院
そして、法然上人の知恩院。
こちらは、浄土宗の総本山でございます。
知恩院といえば、巨大な三門。
特別展示で、三門の上に上がることができました。
これで、ようやくお昼といったところです。
大人になって、教科書に出てくるようなお寺をじっくり巡るのも、中々いいものですね。(笑)
ねねさんのお寺・高台寺
我が家の京都旅行は、メジャーな金閣、銀閣、清水寺、二条城などというところは全てガン無視でございまして、知恩院の後はねねさんのお寺、高台寺。
こちらは、枯山水の庭がよろしいようで、、、
そして、高台寺の美術館に寄りまして、
あの、教科書に載っていた高台寺所有の、豊臣秀吉像をじっくりと見学しました。
初日の本命・京都国立博物館
そして、本日の本命は京都国立博物館でございます。
こちらの目玉は、レプリカではないホンモノの風神雷神図屏風。
俵屋宗達(建仁寺) 尾形光琳(東京国立博物館) 酒井抱一(出光美術館)という三人の琳派の風神雷神図屏風が揃って観られるということで、大混雑で入場30分待ちでございました。
もちろん写真はNGなので、建仁寺のレプリカのアップでお許しくださいませ。
風神さま。
雷神さま。
もう少し空いていればゆっくり観られたのでしょうがこればかりは仕方がないですね。
最後は嵐山を散策
本日最後は嵐山、渡月橋でございます。
散歩と買い物を楽しみました。
お宿は亀岡の湯の花温泉
本日のお宿は、亀岡市の湯の花温泉でして、、
中々ステキなお宿でございます。
これから温泉を満喫しようと思います。
明日は、奈良に行くそうで、、、
東大寺、興福寺などはガン無視で、とりあえずのスタートは薬師寺だそうです。
二日目は奈良を満喫
いきなり事件が
今朝、気持ちよくお風呂に入った後、脱衣場でやわらかい床にメガネを落としただけで事件は起きまして、、、
まさか旅先でもやらかすとは。(笑)
コンタクトを持っていたので急遽はめたのですが、久しぶりのコンタクトなのでゴロゴロ感に耐えられなくなりまして、奈良に向かう途中の木津川という街にそのメガネ屋さんがたまたまあったので、
朝9時に緊急ピットインをして、無事に直りました。(笑)
親切な店員さんが5分で直してくれて助かりました。
その後、唐招提寺に向かう途中に、偶然、平城京跡の前を通ったので、パチリとお写真を。
周りに何にもないところにいきなりあらわれる平城京跡。
何とも不思議な空間でございました。
そして、5年くらい前に話題になった、せんとくん。
久しぶりに見ましたね。(笑)
鑑真和上の唐招提寺
日曜日も奈良にてお寺三昧でございまして、ワタシは東大寺とか興福寺、法隆寺などに行ってみたかったのですが、母と兄の旅のしおりでは、そんな超メジャーな観光名所は含まれていないようです。
まずは、鑑真和上の唐招提寺、日本史で勉強しましたよね。
国宝の金堂でございます。
こんなたくさんの瓦を支えることのできる建築技術はスゴいですね。
この中には、廬舎那仏に、その左右に薬師如来、千手観音という豪華な国宝が三体おさめられていました。
仏像は、如来 菩薩 明王 天という格付けだそうですね。
如来さまというのは、すでに悟りを開いた人をあらわしているそうです。
菩薩さまは、悟りを求めて修業している仏さまだそうで、観音さまも菩薩ですよ~。
明王は仏敵を追い払い、天は守護神だそうです。
こういうイロハを少し理解するだけで、仏像を観賞する楽しみも増えるというものです。
そして、同じく国宝の講堂には、
重文の、弥勒如来、持国天、増長天の三体がお見えになられました。
お宝の華やかさに比べると、お客さんが比較的少ない唐招提寺。
ゆっくり見学することができました。
世界遺産の薬師寺
そして、そのまま徒歩ですぐ近所の薬師寺へ。
金堂には、国宝の薬師三尊が。
薬師如来の左右に日光菩薩、月光菩薩。
如来さまに菩薩さま、勉強しましたよ~。
こちらは西塔。
六重に見えますが三重ですね。
昭和の再建なので、比較的新しい建物だそうで。
東塔は奈良時代建立の国宝なのですが、現在、平成の大修理中でございまして、、、。
解体修理中なので、塔のてっぺんにあるヤツが展示されてました。
薬師寺さん、こちらも楽しくて、随分と長居しましたよ。
最後は宇治の平等院へ
で、最後は、帰り道に宇治の平等院に寄りまして、、、
(宇治は京都ですが、、、)
自称、藤原氏の末裔としては、鳳凰堂は外せません。(嘘)
10円玉のアレですね。
極楽浄土を表現しているそうで、、、。
左右の鳳凰もパチリ。
これで、当初予定していたコースを全てクリアしたので、4時間ほど掛けて、浜松に無事に帰着して、今回の一泊二日の親子水入らずの旅は終了でございます。
今日から、仏さまのようにココロ穏やかに暮らそうと思うしだいです。
おしまい。