2020/4/7(Tue) 本日全国7都府県に緊急事態宣言が発令されまして、房総ダム湖の各ボート屋さんも4/9(木)からしばらく自粛休業となるそうです。

3/17  ライフジャケットのボンベキット交換


先日の雨の亀山ダム釣行の後遺症にて1週間後にクルマの中でライジャケが爆発していることを発見しまして、このままではしばらく釣りに行けなくなってしまうので必死にボンベキットを探して自分で交換作業をしてみました。

ライジャケのボンベキット交換は、メーカーに発送しての作業依頼またはボンベキットを調達して自分で交換するかのどちらかとなるのですが、自分で交換する場合は作業自体は簡単ですがあくまでも自己責任となることをご承知おきいただければ幸いでございます。

ライジャケが開くパターン

ライジャケが開くパターンは大体以下の3つでして、

  1. 落水して開く
  2. 水に濡れて開く
  3. クルマの中で時間差で開く

ワタシは幸いにもまだ落水したことがないので落水して開いたことはないのですが、落水して開く場合ライジャケが正しく機能して命を守ったということなのでこれはある意味不幸中の幸いということになります。

その昔腰巻きタイプのライジャケ(今は愉快な兄貴が使ってます)を1回開かせたことがあるのですが、これは突然の豪雨でライジャケを船に放置して陸で雨宿りしていたところ船内に溜まった雨水に反応してライジャケが開いた次第です。(賢明な読者の皆さまの反面教師としてこんなことにならないようお気をつけください)

で、今回の爆発は、、、

亀山さんでの先日の雨釣行の後ずぶ濡れになったアレコレをクルマのカーゴスペースにそのままぶち込んで1週間ほど自然乾燥させるという釣り師にあるまじき横着をしまして、1週間後にクルマを覗いてみたところ見事に爆発していたという顛末です。(笑)

はっきりとした原因は定かではありませんが、恐らく一緒にぶち込んでいたレインウェアに反応したのではないかと推察しております。

ということで、雨釣行の後はライジャケだけはちゃんと別にして自宅で乾燥させようとココロに誓ったワタシでございます。

ライジャケの内部

せっかくライジャケが開いたので、いい機会としてライジャケの内部のお勉強をすることにしました。

現在ワタシが使用しているのは、DAIWAのショルダータイプの自動膨張型のライジャケですが、腰巻きタイプもライジャケの内部は同じかと。

ライジャケ布地(カバー)と気室布(本体)

DAIWAやSHMANO・その他各釣りメーカーから販売されているライフジャケットですが、基本的にはライジャケメーカーからのOEMでして、各メーカーの特徴は布地のデザインとなります。

オレンジ色のナイロン素材がいわばライジャケ本体(気室布)でして、有事の際はここが空気でパンパンに膨れて我々の身を守ってくれるわけです。よって大事な確認ポイントのひとつは、「気室布に穴が開いていないこと」をチェックしましょう。

空気注入バルブと気室布のチェック方法

↑の赤いパーツは空気注入バルブでして、ここから空気を入れて気室布を膨らますことが可能となっていますので、パンパンに空気を入れてみて萎まなければ気室布は異常なしと判断が可能です。

空気注入バルブは注入だけでなく排出も兼ねていますので、不幸にもライジャケが爆発してしまった際はこちらのバルブを通じてエア抜きをすることになります。

膨張装置とライジャケが開くメカニズム

自動膨張型ライジャケのコア部分の膨張装置は、ガスボンベ・水検知カートリッジ・手動膨張用レバーから構成されています。

手動で膨張させるにはライジャケにぶら下がっている紐を引っ張るとこのレバーがオンになりガスボンベに穴が開いてガスが気室布に充填されます。

それを有事に自動化しているのが↓の水検知カートリッジでして、カートリッジの水侵入口から水の侵入を検知すると内部のバネが伸びることでガスボンベに穴を開けてガスを気室布に充填する仕組みです。

釣りをしていて雨に濡れたくらいではカートリッジ内部に水が侵入しないわけでして、落水等で余程の水圧が掛からないとライジャケは開かないのも納得です。

自動膨張型は落水時に必ず開くことを保証しているわけではないので、有事の際に万が一ライジャケが開かなかったら「手動用の紐」を引っ張ってライジャケを開かせる必要があることを覚えておく必要があります。

これは何だ

あとひとつ、何だかよくわからないパーツがありまして、、、

こちらは有事の際に周囲に助けを求める「呼笛」、いわゆる笛でした。

命を守る大事なライジャケにもかかわらず中々内部構造をお勉強する機会もないわけでして、たまにはこうしてライジャケを開かせるものよろしいのではないでしょうか。(笑)

ライジャケのボンベキット交換の選択肢

クルマのエアバック(実はこちらも一度開かせたことがあるのはここだけのお話)やライジャケのようなモノは「ワンショット・デバイス」と呼ばれているのですが、ライジャケは一度動作したら買い換える必要があるのかというとそんなことはなく、ボンベと水検知カートリッジが交換用ボンベキットとして用意されていまして、こちらを交換すれば何度も使用可能となっております。

開いてしまったライジャケを復活させるには

  1. ライジャケをお買い上げした量販店さん経由でメーカー修理を依頼する
  2. 交換用ボンベキットを調達して自分で交換する
  3. ボンベキットを調達したお店に交換をお願いする

3はお店に命の保証をしろと言っているようなものなので基本的にはお店での交換はしてくれません。

よって実質は2択となりまして、メーカー修理に出すと時間が掛かるので毎週のように亀山に浮かぶワタシにはちとツラいわけでして、今回は自分でボンベキットを調達して交換してみることにしました。

ボンベキットはいずこに

ライジャケのボンベキット交換の第一歩は、兎にも角にも「ボンベキットを調達する」ことでして、まずはライジャケのボンベキットの型番確認です。

ワタシのDAIWAライジャケは、BLUESTORMブランドでお馴染みの高階救命器具さんのOEMでして、

ボンベキットは、18UML MK5ci という型番のみが適合となります。(他メーカーや同メーカーでも違う型番のキットはダメなのでお気をつけください)

こういうときはまずはプロに聞いてみるのが一番ということで、毎度お馴染みの「フィッシングガレージブラック」さんにTELをしまして、

高山陽太郎さんにボンベキットの型番をお伝えして在庫の有無を確認していただいたところ、

・残念ながら在庫はない

・お取り寄せは可能

ということでした。

このライジャケ問題を何とかこの土日で片付けたかったワタシは土曜日の午後から近隣の釣具屋さんへボンベキット捜索の旅に出掛けたのですが、

・越谷タックルアイランド(プロショップ)

・上州屋草加店(量販店)

・キャスティング草加バイパス店(量販店)

・キャスティング岩槻インター店(量販店)

お馴染みの釣具屋を4店舗巡ってみましたが、残念ながら不発に終わりました。

キャス岩槻の北見さんとお話してわかったことは、量販店はライジャケ本体は販売しているもののボンベキットは扱わずメーカー修理を推奨しているそうです。

ブラックさんやアイランドさんのようなプロショップはボンベキットを扱っているのですが、残念ながらワタシのライジャケ用のキットの在庫がたまたま置いていなかったということでしたので、引き続き日曜日にカスミ方面のプロショップへ捜索の旅に出掛けることにしたわけです。

・リミット(プロショップ)

・アウトレック(プロショップ)

・SITE51(プロショップ)

・プロショップケイズ(プロショップ)

さすがにこの4店を回って在庫がなければネットでポチろうと思っていたのですが、通算7店目となるカスミのアウトレックさんにて、探し物をようやく発見することができた次第です。(嬉)

今後のことも考えてまとめ買いをしておきたかったのですが、残念ながら在庫は1点のみだったので予備はネットでポチることにしました。

自分での交換作業

ワタシがカスミ方面で何か作業をする場所は「ノダナトレセン」と決まっているのでアウトレックさんからクルマを15分ほど走らせまして、久しぶりのトレセンに到着です。

まずは気室布のエア抜き

とりあえず最初の作業は気室布のエア抜きからでして、空気注入バルブのキャップを外して逆に取り付けるとエアが抜けるようになっていまして、気室布をギューとしながら溜まっていたエアを全て抜きました。

膨張装置からボンベとカートリッジの取り外し

お次は、膨張装置から用済みとなったボンベとカートリッジを取り外します。

ちなみに水検知用カートリッジは、

・使用済み(発報済)

・未発報状態

となっていまして、使用済の場合は蓋のようなパーツが外れているのが特徴です。

ちなみに、カートリッジには寿命(交換タイミング)がありまして、

ワタシのカートリッジは製造後3年の2018年2月が寿命だったようでして、たまたま開いてくれたのはある意味ラッキーだったかもしれません。

読者の皆さまもご自分のライジャケのカートリッジの寿命チェックをされることをオススメします。

ボンベとカートリッジの装着

ここで、手動用レバーをきちんと元の状態に戻したあと、ボンベとカートリッジを自動膨張装置に取り付けます。

基本的には両方とも締め込むだけなのですが、ボンベは軽く締まったところからさらに半回転ほど締め込むように記載されていました。

ボンベとカートリッジは正しく使用できる状態になるとライジャケの上からも確認可能なインジケーターが緑色に変わります。

で、最後に気室布をキレイに折り畳んで、ライジャケのカバーにしまって交換作業は完了でございます。

一番大切なことは「有事の際にちゃんと開くのか」ということなのですが、

  1. 気室布にエア漏れがないか
  2. ボンベとカートリッジが正しく装着されているか

しか確認する術がないので、ホントにちゃんと開くかはわかりません。

ワタシはワタシの作業を誰よりも信用しておりませんので、ネットでポチった予備のボンベキットが届いたら一度ライジャケ発報テストをしてみようと思っております。(笑)


間違いなく安全を最優先させるのならライジャケのボンベキット交換はメーカーに修理依頼を出すことをオススメしますが、ライジャケのお勉強を兼ねて自分でボンベキット交換作業をやってみるのもいい経験になろうかと思います。

が、あくまでも交換作業は自己責任ということをご了承いただければ幸いでございます。

おしまい。

Posted from SLPRO X for iPhone.

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