先週末に故郷・浜松に2年ぶりに帰省したのですが、せっかくの機会でしたので「ヘラ師の父上とのライブスコーピング」に加えて、「愉快な兄貴とのオカッパリライブスコーピング」を楽しみました。
魚探一式とブラックボックス・バッテリーをバッカンに入れて野池を一周しながら兄貴の気になるポイントを丁寧にチェックしてみたところ、なるほど「釣れる理由」が魚探モニターを通じて完全に腹落ちした兄貴でございます。(嬉)
本記事の目次(約2800文字)
Contents
愉快な兄貴の釣り遍歴
ちょくちょく本ブログに登場する「野池のプリンスこと愉快な兄貴」ですが、ず〜っと釣りとは無縁の暮らしをしていてバス釣りを始めたのはほんの数年前でございます。
たま〜に関東に来たときに名門・吉羽園にて接待フィッシングをしていた程度だったのですが、急にバス釣りに目覚めまして今では地元野池でのオカッパリを中心に活動中でございます。
当ブログの古くからの読者さまには吉羽園あたりで賑やかしていたころが懐かしいのですが、今や全くの別人でしてバス釣りを始めてからの釣り遍歴は↑の過去記事を古いほうからご覧いただければ幸いでございます。
愉快な兄貴のオカッパリ×ライブスコーピング実践記
オカッパリ用ハイテク振動子ポール
とりあえず「ヘラ釣り×ライブスコーピング」は成功裡に終わりましたので、一旦父上にはライブスコープを我慢していただきまして「野池のプリンス」こと愉快な兄貴向けに振動子ポールを現地でこしらえることにしました。
もう1本塩ビパイプを用意していたのでこちらも職人さんにカットしていただきまして、今度は手持ち用にT字アタッチを接続しまして、、、
ほいっ。
ハンドキャリー用のハイテク振動子ポールの完成でございます。(笑)
魚探本体・ブラックボックス・バッテリーをバッカンにぶち込みまして、バッカンと振動子ポールをハンドキャリーしながら(結構シンドイです)いよいよオカッパリライブスコーピングのスタートです。
今回の試みと段取り
ほぼ毎週のようにオカッパリに出掛けている「ホーム野池」なので、バイトが出るポイントはもちろん隅々まで知り尽くしている兄貴ですが、
「そこが釣れる理由」
を今回ライブスコープにて魚探掛けしつつ丸裸にしてしまおう、というのが今回の試みでございます。
ということで
1. 兄貴の秘蔵のポイント(たくさんあるようです)まで魚探一式をハンドキャリー
2. 秘蔵ポイントでの数々の武勇伝をヒアリング
3. ライブスコープ振動子を水中に投入して地形チェック&モニター画面解説
4. 実釣にて地形や沈みモノを確認
5. 次のポイントへ移動
という段取りにてホーム野池を一周することにしまして、今回の目的は釣れる理由を探ることなので釣果は二の次でございます。
なだらかなハードボトム×オダ
最初のポイントのヒアリング結果は、
・なだらかに落ちていくハードボトム
・岸から数メートル離れたところに引っ掛かるモノがある
とのことでして、ライブスコープを照らしたところ
・ボトムが濃く出ているのでハードボトム
・岸から6〜8m先にオダが沈んでいる
ということがわかりまして、兄貴の感覚が正しいことが証明されました。(驚)
こちらの場所はキチンと「背景を含めて山立て」できているのでいつでもピンを撃てるとのことでして、兄貴キャストしたリグをワタシがライブスコープで追いかけながら確認作業をしました。
遠くにある謎のマンメイド
お次のポイントは「何やら遠投すると引っ掛かるモノがあるらしい」という、地元アングラーさんから入手した謎の情報を確認することにしまして、、、
ほいっ。
・17m〜20m先に謎のマンメイドストラクチャーがアリ
・岸から4m先までは深くなっていくものの、実はそこからはゆるやかにかけ上がっている
・全体的にはハードボトム系で一番深い4m先にオダがアリ
といったことがわかりました。
こちらは、狙うのがめんどくさい「遠くのマンメイド」より「近くのオダ」が兄貴一級ポイントとしてインプットされたようです。(笑)
岸から少し離れたところが釣れる理由
お次は、
・岸から少し離れたところが何故かよく釣れる
というポイントでして
・全体的にハードボトム
・岸から沖にずっと落ちていくと思いきや、8〜10m先が一番深くそこからはかけ上がっている
・最深部付近にオダあり
ということが判明しまして、岸からちょいと離れた最深部にオサカナが溜まるのではないでしょうか。
クイは何本入っているのか
お次は
・浅いシャローエリアのクイ
・他にも見えるクイは何本があるが、何故かここだけがよく釣れる
というポイントでして、
見た目はクイが1本入っているだけですが、実は水中には複数のクイが入っていまして、オサカナの着き場になっているようです。
バッカンの把手がクラッシュ
最初は1馬力にて魚探一式をハンドキャリーしていたのですが、バッカンが重くてシンドイので途中から兄貴と2馬力でハンドキャリーしていたところ、、、
ほいっ。
魚探本体・ブラックボックス・バッテリーをぶち込んだバッカンがあまりに重すぎて、把手が壊れてしまいました。(泣)
一周するのに2〜30分といった野池ではありますが、さすがにバッカンをハンドキャリーするのはシンドイので、次回は台車を用意しようと思います。
オカッパリ×ライブスコーピングまとめ
この日は全体的にオサカナの活性が低かったので、ライブスコーピング中にバイトが出ることはありませんでしたが、ホーム野池での「釣れる理由」がライブスコープを通じて完全に腹落ちした兄貴でして、「オカッパリ×ライブスコーピング」も大成功に終わりました。(嬉)
兄貴のハイシーズンの釣りは、野良ネズミを中心としたトップ系がメインなのでそれほど地形とか沈みモノは意識する必要がなかったのですが、これから冬に向けてのボトムの釣りにおいてきっと今回の魚探掛けが役に立つのではないでしょうか。
翌日にすぐに結果を出した兄貴です
父上と兄貴のライブスコーピングのお手伝いにて疲労困憊なワタシは翌日曜日は釣りはせずにのんびり過ごしたのですが、
ライブスコーピングにて腹落ちした情報を元に釣りをしたくて仕方がない兄貴は連闘にて出勤しまして、、、
ほいっ。
このくらいの貪欲さがワタシにもあればもう少しオサカナも釣れるのでしょうが、残念ながらワタシには「貪欲」というDNAは受け継がれておりません。
岸から少し離れた最深部にあるオダに三又キャロを引っ掛けての釣果だそうでして、こうしてすぐに結果を出すのが愚弟との大きな違いでしょうか。(笑)
今回2年ぶりに帰省しまして、父と兄とのライブスコープミーティングを満喫することができました。
レンタルボートでのライブスコーピングとはまた違った大変興味深いものがありまして、また次回の帰省時も野池でのライブスコーピングを楽しむ予定です。
おしまい。
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