土曜日は楽しみにしていた亀山ダムでのオリキンガイドサービスに行きまして、超絶寡黙なアングラーことオリカネセンセイの至れり尽くせりのガイドにて一日満喫いたしました。
さすがH1戦士だけありましてガイドの大半をハードルアーで押し通したセンセイでして、おかげさまで「打ち出の小槌」と「重度のフィーディング病」を手に入れたワタシでございます。
オリキンガイドサービス
DAIWA OSP RYUGIのプロスタッフにて房総の達人ことオリカネセンセイは、このたび長年のサラリーマン稼業との二足のわらじにピリオドを打って、 オリキンガイドサービス(リンクあり) を4月からスタートさせまして、
兼ねてからセンセイの大ファンなワタシは、6月ガイドの受付開始のタイミングにてダッシュでガイド申し込みをしまして、めでたく希望日にガイドしていただけることになった次第でございます。(嬉)
釣りの技術については横綱級で雲の上の存在なオリカネセンセイですが、こと「おやらかし」に関してはワタシもいい勝負ができるの…
ガイドの流れ
申し込みはWebで
Webサイトにて第三希望までの希望日を決めて申し込みをすると数日以内にメールにてオリキンさん連絡があります。受付は先着順でして、OK/NGのお返事がありますのでNGの場合はさらに日程調整をすることになるかと思われます。
やはり土日が早目に埋まっていくそうですが土日は湖上のボート数も多いので平日にしっぽりとというのもオススメでして、気になる亀山:高滝の比率は個人的には8:2くらいと思っていたのですが6:4で若干亀山のほうが多いそうです。
トーナメントに出ているようなかたから初めてボートに乗るかた、ワタシみたいな釣れないくんでもそれそれの目的に合った懇切丁寧なガイドをしていただけるわけです。
事前のリクエストはガイドの1週間前
1週間くらい前になると、そのときのフィールドの状況やガイドしていただきたい内容に合わせてタックルやルアーなどの案内がメールで届きますので、明確にこんな釣りをというものがあれぱこの段階でやりとりをするのがよろしいかと思います。
前日に最終案内がメールで来ますので、集合場所と時間を確認の上お互いの不安を取り除く意味でも返信は必ず差し上げたほうがよろしいと思います。
ガイド当日は少し早めに到着
亀山ガイドをお願いしたワタシは、5時半までにのむらボート集合ということでしたので、時間の余裕をみて少し早めに自宅を出まして5時頃にのむらボートさんに到着です。
ちなみにボート代はガイド料に含まれますが遊漁券は個人負担ですので、年券をお持ちでないかたはのむらボートさんで購入しましょう。
桟橋あたりでオリキンさんを発見できなかったので、とりあえず自分のタックルなどの荷物を準備してボート屋さんでウロウロしているところ、颯爽と登場したのでご挨拶をした後ガイド料をお支払していよいよガイドスタートです。
途中でお昼休憩があります
ガイドはお昼休憩が30分ほどありまして一度ボート屋さんに戻りますのでお昼はそこで取るかたちになります。クルマの中で食べるもヨシ、ボート屋さんの中で食べるもヨシ。
ワタシは行く途中でコンビニ弁当を用意しまして、オリキンさんと一緒にボート屋さんでお昼休憩をしました。
朝晩はボート屋さんは混雑しますので、お昼休憩のときにボート屋さんの若旦那さんにお願いして記念写真をパチリ。
荷物運びはお願いしました
1日ガイド満喫した後はオリキンさんにクルマまで荷物を運搬していただきまして、ここまででひととおりのガイド終了となりました。
オリキンガイド 午前の部
朝イチはオーバーリアル
5時半に出船しまして朝イチはオリカネ先生の名作・オーバーリアル63ウェイクでのフィーディング狙いです。
出荷が始まったばかりの新製品でして金曜日に何とかゲットしたのですが、製品版はオリキンさんですら1つもお持ちではないそうです。(ガイド当日はプロトの最終版がリグってありました)
タックルやルアーは適したモノがない場合は、オリキン先生のマイタックルを貸していただけるようですが、ワタシは運よくオーバーリアルさんをゲットできましたのでマイタックルでフィーディング勝負です。
普段ワタシはフィーディングのある時間に出船することがほとんどないのであまり恩恵を受けることがないのですが、のむら前はボートの大船団がありそれを避けるようにつぼりとまで行きましたが、
ボイルもほとんどなかったのでこのエリアを見切りまして、そこから普段ワタシなら見向きもしないようなところで船を止めたオリキン先生。
ここでオーバーリアルさんで数回バイトが出まして2回フックオンしたのですが、ポンコツなワタシは2発ともバラしてしまいましてお恥ずかしい限りです。(泣)
土曜日は普段よりもボイルが少なかったそうでしてついにオーバーリアルさんの恩恵にはあずかれませんでしたが、この先いくらでもチャンスはあると思いますので、次の機会に投げまくろうと思います。
オーバーリアルさんは引き波が立つ程度でゆっくり巻くのがよろしいそうですよ~。
お次はクランキング
その近辺のエリアでスペシャルルアー(それなりのボリュームのあるハードルアーです)を用意してくださったオリキン先生でして、さっそく巻き方などのレクチャーをいただきまして、
ほいっ。
瞬殺でございます。(驚)
どんなルアーかは、オリキンさんの商売道具ですのでお許しくださいませ。
トキタ岬でマイラーミノー
少なくとも普段のワタシなら素通りするエリアで早速1本ゲットしましてここから本湖です。
いつもご挨拶するもののガン無視されるトキタ岬さんでのオリキンさんのご指示はマイラーミノーのジグヘッド。
あら~、またもや瞬殺でございます。
オリカネ式ドラッギング道場
トキタ岬ではハイカットによるドラッギングなども教えていただきまして、ドラッギングの船のスピードは想像よりもゆっくりでして、それで狙っているボトムを叩かないのならまっすぐ泳いでいない可能性大なのでトゥルーチューンをしてみてくださいとのことでした。
打ち出の小槌を襲名
その後は、本湖を何ヵ所か巡った後によりとも方面まで船を進めまして、またまた例のルアーの投入指令を受けたワタシは、
ほいっ。
スゴいですねぇ。あまりに釣れちゃうこのルアーを「打出の小槌」と呼ぶことにします。(笑)
オリカネ式サイト道場
ここから数ヶ所立ち寄った後あるワンドに入りまして、ここからオリキン先生のサイト実習でして、ムシとブルシュータージュニア・シンクロさんの出番です。
何度かワルデカを仕留めるチャンスはあったのですが、
・キャストがヘタクソなこと
・ラインに無頓着なこと
・最後の食わせのひとアクションのタイミングが悪いこと
などなど、課題が浮き彫りになりまして、サイトをマスターするための諸々を教えていただきました。(嬉)
それにしてもオリキン先生のサイト眼力はスゴいものがありまして、もちろんワタシも偏光はしていましたが半分以上はワタシには見えていないオサカナでした。
その後は、本湖で再びフィーディングのオサカナを狙いましたが不発に終わりまして、あっという間に午前の部終了でございます。
オリキンガイド 午後の部
冴える打ち出の小槌
お昼休憩の後は、医院下筋へ船を進めたオリキン先生。
今は浅い医院下筋の最上流は、その昔は随分と水深があったものの長い年月を経て土砂が溜まって浅くなってしまったそうでして、おりきさわボートの前あたりも同じような状況だそうですよ~。
さてさて、こちらでも「打出の小槌」の指令をいただきまして、、、
ほいっ。
サイズが少し良かったので、オリキン先生のインスタ用にパチリ。
いよいよオリカネ虫道場
ここから先生の代名詞・オリカネ虫のレクチャーを。
大事なことはメリハリのある動きをさせることだそうでして、ダラダラと動かすのではなく小さく鋭く動かした後にポーズを入れるのがキモとのことです。
そして、オリキン先生と言えばピッチングとフリッピングを合わせたような鋭いオリキンキャストを駆使してムシをカバーの奥にぶちこむのですが、
キャストの基本は教えていただきましたがさすがにすぐにはマスターできるものではないので、次回に素振り500本くらいの特訓をして少しずつマスターしていこうと思います。
ベントミノーは麻薬です
ここから数ヶ所移動した後は長崎あたりでフィーディング狙い。
基本的にはガイドに徹してキャストはしないオリキン先生ですが、ベントミノーでのフィーディング狙いのときは1馬力よりも2馬力のほうがバスのスイッチを入れやすいそうでして、二人でベントミノーでの爆撃をしたところ、、、
ほいっ。
さすがオリキン先生です。(笑)
ワタシにもベントミノーでの鬼チェイスはあったのですが、今回は残念ながらバイトにまでは至りませんでしたがこれも次回あたりにバイトが取れそうな気がします。
締めの1本も小槌で
楽しかった1日もあっという間に夕方になりまして、ボート屋さんに戻りつつそれでも上がりフィッシュを獲らせるために尽力するオリキン先生でして、、、
ほいっ。
ちゃんと下船間近に「打出の小槌」にて上がりフィッシュをいただきまして、万年1本のワタシが5本もオサカナに触ることかできました。(嬉)
オリキンガイドのまとめ
土曜日のガイドは5本の釣果でしたが、フィーディングが不発だったこと、サイトでのチャンスを何本か逃したことなどもありまして、この時期は大体10本くらいがガイドのアベレージということを鑑みると、まずまずの釣果だったのではないでしょうか。
ノーシンカー系のワームを使用すれば数はたくさん釣れるそうですが、せっかくのガイドですからということで今回はハードルアーを中心にガイドしていただきました。
今回オサカナに触ったルアーは「打出の小槌」がメインだったのですが、エリアや狙うべき水深・キャストコースさえ合えばもちろんこのハードルアーでなくワームを入れても普通に釣れるそうです。
確かにワームを使ったのは午前中のトキタ岬でのマイラーミノーを数投だけでして、後はハードルアーを投げ倒すというH1チャンプのオリキン先生ならではのガイドでした。
オリキン号はハミンとホンデックスの魚探が搭載されていまして、気になるポイントはサイドイメージやGPSマップを見ながらちゃんと説明していただきました。
1.5メーター減水の亀山さんでしたので、バンクやカバー撃ちはすることなくトキタ岬以外は実はバンクから離れたところでのオサカナでして、バカの一つ覚えのようにひたすらバンク沿いを流してばかりのワタシにはとっても新鮮な釣りが体験できました。
キャストのお手本や2馬力でのベントミノー以外はレクチャーと操船に徹するオリキン先生でして、バックシートから投げやすい角度に船を向けてくれましてヘタクソなりにとても釣りがしやすかったです。(笑)
超絶寡黙なオリキン先生ではありますが、「つきぬけろ」の裏話やコータローさんの話、もちろん亀山での釣り方について、こちらからアレコレ質問すると慎重にコトバを選びつつちゃんと明解に答えていただけます。
さすがにこれを生業とする「プロ」だけありましてエリアやルアー選択のすべてに理由がありまして、中でも一番気にされていたのが魚探に映るベイトの動きのようでした。
とても楽しくて貴重な経験をしたのでこれから夏くらいまでは教えていただいた釣りを習得すべく一生懸命練習して、万年1本から早々に脱出しようと思う次第です。
オリキン先生のヒミツ
最後に、寡黙なオリキン先生から1日掛けて引き出した語録やヒミツについて、差し支えない程度でカキカキしてみます。(笑)
- サンシャイン折金は、OSPスタッフに池崎さんのYOUTUBEの動画を急遽見せられて、TAKE3で完成
- つきぬけろ!の続編があるのかないのかは不明。あったとしても事前に本人に知らされることはない
- ジャッカル川島さんの美容院に行く行くと言いながら一度も行ったことがない
- サラリーマン時代は、モノを作るオシゴトをしていた
- もちろんレンタルボートのミドルデッキやハイデッキは自作
- ルアー塗りはサイコーに楽しいが奥が深い
- ランディングネットは、多数湖に奉納
- タックルも数セット湖に奉納
- 本人も数回湖に奉納(落水)
- 落水してライジャケが開かなくてラッキーと思ったことがある
- よく行く釣具屋は市原のキャスティング この前久しぶりにブラックにも行った
- レイクタウン時代のタックルアイランドに行ったことがある
- 吉羽園にも何度かあったことがあるが、アソコは釣れない(笑)
- 年に数回、エリアトラウトをやる
- ジョイクロでビッグフィッシュを仕留めて大会で優勝しても、平岩さんからジョイクロ詰め合わせが届くことはない(そりゃあそうだ)
- リールは基本的にはノーマルで使用するが、ハンドルにベアリングが入っていない機種は、自腹でベアリング追加することもある
- ギルネストはタコ焼きみたいなヤツ
- ブルフラットの出始めはヤバかった
- 同じようにヤバいと思ったのが、ドライブクロー、ドライブスティック、ドライブクローラー
- OSP製品との比較のために他社製品を個人的に使うことはもちろんある(もちろん自腹)
- どうしても欲しいモノをヤフオクで見つけたときは友達に落としてもらうことがある
- 盟友コータローさんのモノマネはあまり似ていない(笑)
- コータローさんはもっている(日曜日のグラチャンでラスト10分でオサカナをゲット) それに引き換えオリキン先生は、、、
- むしろオリキン先生のほうがもっていると思うのはワタシだけ?
ということで、オリカネセンセイ、楽しい1日をありがとうございました。
ガイドの成果(記事リメイク)
ほぼハードルアーで1日回ったオリキンガイドを経た素直な感想は「亀山ってハードルアーでも釣れるんだ」ということでして、「打ち出の小槌」とは亀山ロコでお馴染みの「TDハイパークランク」でございます。
そしてこれを機にハマってしまったのがオーバーリアルとベントミノーでして、特にベントミノーでのバイトに脳ミソがやられてしまいまして、重度の「フィーディング病」に掛かってしまったワタシです。(笑)
この後12月にもガイドをお願いして冬の釣りを教えていただいたワタシでして、残るは春と秋なのですが最近のオリキンガイドサービスは瞬殺で予約が埋まってしまうので中々タイミングが合わない今日この頃でございます。
2017年もいよいよ残り2日となった12/30(土)に今年の釣り納めとして、夏に続いて2度目の「オリキンガイドサービス」…
おしまい。