魚探用振動子ポールの自作


再来週の亀山夏合宿に向けて魚探の振動子のセパレート作業が必要となるのですが、作業が億劫で仕方ないワタシは一念発起してついに振動子ポール2号機を自作するに至りました。

自他共に認めるスーパー不器用なワタシですが、材料と適切な工具さえあれば誰でも簡単にできるレベルの作業でした。(笑)

ワタシの現在の魚探事情

ワタシはもともと使っていた2DのHONDEX HE-840Fというモデルと、一昨年追加したハイテクモデルのHONDEX HE-9000の2台を所有していまして、魚探の振動子は2台分を1本の振動子ポールに取り付けて使用しています。

これが兄貴との合宿となるとそれぞれの船に1台ずつ魚探を取り付けるため、振動子ポールから魚探の振動子のセパレート作業が必要となるのですが、

ポールから2D魚探の振動子を取り外してエレキのモーター部分に取り付け直すのがめんどくさくて仕方がないワタシでして、

今回2本目の振動子ポールを自作することを思い立ったワタシでございます。

現在の振動子ポール1号機

現在使っている振動子ポール1号機は、もともとHE-9000を購入したときにHONDEX純正のポールBP10をベースにして、

船体取り付けアタッチを取り外して、父にステンレスパイプにボルト用の穴あけしてもらった後、RAMダイヤベースを取り付けてバウデッキ接続した半分自作のポールとなっています。

HONDEX純正品なので、もちろんHONDEX振動子が加工なしにネジ止めできるようになっていまして、

今回はこの振動子ポール1号機をHE-840F用の振動子としてそのまま使用することにして、新たにHE-9000用の振動子ポール2号機を自作することにしました。

振動子ポールに必要なモノ

さてさて新たに振動子ポールを自作することにしたのですが、まずは材料を揃える必要がありまして、、、

アルミ角パイプ

アルミ角パイプはホームセンターに普通に売っている市販品の

30×20×1000 (mm) 厚さ2mm

というサイズのアルミ角パイプを購入して、そのままホームセンターの有料加工サービス(100円)にて半分(長さ50cmずつ)にカットしてもらいました。

亀山ダムでの12ft艇あたりなら振動子が水に浸りさえすれば魚探は動作しますので、振動子ポールの長さは50cmもあれば十分です。

パイプの素材としては、ステンレスパイプは錆びなくて助かるのですが、DIYレベルでの穴あけはムリなのでアルミパイプがよろしいかと思います。

RAMダイヤベース

振動子ポールをRAMマウントに接続するためのボール型のパーツでして、ボールサイズは大きいほうの1.5 をオススメします。

ボート用品を扱っている釣具屋なら普通に置いてあると思います。

バウデッキ接続なら

振動子ポールをバウデッキに接続する場合は、

RAMボールをバウデッキに取り付けて、RAMマウントにて振動ポールを接続します。

よって、RAMボールとRAMマウントを用意する必要があります。

エレキシャフト接続なら

バウデッキにそのスペースがないなどの場合は、エレキシャフトに接続するわけですが、

その場合は、RAMマウントとタフクローが必要となります。

エレキのシャフトに取り付けるとエレキの舵に合わせてサイドイメージに影響があるのではと思われるかもしれませんが、タフクローで取り付けるのはエレキの固定側のシャフトなので舵を取っても振動子ポールは常に固定された状態となります。

思ったよりも簡単でした

振動子ポールの自作といっても、必要な材料が揃ってしまえばやることは

  • RAMダイヤベース用の穴あけ
  • 振動子アタッチ用の穴あけ

の2つでして、インパクトやドリルビットなどの工具を用意しまして、それでは作業スタートです。

まずは、RAMダイヤベースの取り付け位置を決めて、、、

ポンチでドリルの刃が滑らないように穴を開けた後は、

2.5mmのドリルにてアルミパイプに下穴を開けて、、、

ほいっ。

簡単に開いたように見えますが実はいくらやっても全く穴が開かずに難儀しまして、、、

インパクトドライバーではアルミパイプの穴あけはムリなのかと思いきや、実はドリルが逆回転だったのはここだけのナイショ話でして、順回転に直したところものの1秒で簡単に穴が開きました。(笑)

今回はナットは使わずにアルミパイプに3mmのネジ受け(タップ)を切ることにしまして、ここで3mmタップ用のドリルにチェンジしまして

ほいっ。

3mmのネジでRAMダイヤベースの取り付けをしまして、ワタシでの案外簡単にできました。(笑)

続けて同じ要領にて振動子アタッチ用のネジ穴あけとタップを切りまして、

ほいっ。

晴れて、振動子ポール2号機(タフクローバージョン)が無事に完成しました。(嬉)

おおよそ工作とは縁のないワタシでも慣れればものの10分もあればできる作業でして、自作にトライしたことは珍しく吉と出まして正直少し驚いているワタシでございます。(笑)


おしまい。

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